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出井氏は激昂していた。あまりの激昂ぶりに、意識不明と診られてもおかしくないくらい、 その感情は高ぶり、我を忘れ、正常な判断は失われていた。 おそらく目の前にあるメイド型ロボが、何者であるかすらも理解していないだろう。 ただその身の内より沸き出る、破壊衝動のみが彼を突き動かしていた。 「ほおおおうりゃあああああ」 天を割き、地を割らん勢いの雄叫びを上げ、出井氏は溶接機の炎を少女へと向け炎を放った。噴出す炎は既に溶接機というよりも火炎放射器だ。 いいや、そんな甘いものではない。 鉄をも溶かす恐ろしい熱量の超強力な破壊熱線照射機である。 いくら超性能のロボットとはいえ、この熱量を浴びてしまってはタダではすまないだろう。 だがしかし。 「……冷却率九十パーセント、余熱をエネルギー変換、腕部砲身展開……」 ぶつぶつと呟きながら、出井氏へ向けて右の腕を上げていく。 その手の平はだらりと下げられていたのだが、 続きを読む。 #
by unnyo8739
| 2006-06-14 16:23
| 僕俺私小話
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昨日の事。 友人と一緒にご飯を食べにいった。 食ったのは焼肉だ。私と友人との二人で飯を食いに行ったのだが、 二人してロクに金を持っていなかった。 「もし足りなくなったらどうしよう」 使いたくないが、カードを使ってその場を凌ぐか。 だがその目論見は、「カード使えません」という牛角のシステムによって打ち砕かれた。 ともあれ既に後には引けない。 幸いここは牛角だ。加えて彼も私もさほど大食漢というわけではない。 どちらかというと不健康なほどに小食だ。何とかなるだろうと突貫する。 タンは高いのでパスをした。やっすいカルビだけを大量に注文し、腹の中に放り込む。 一見思い切りがいい様に見えるほど注文したが、その正体は倹約の塊である。 続きを読む。 #
by unnyo8739
| 2006-06-14 13:08
| 日誌叙情駄文
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mixiでの友人(マッチョ)がクイズを出したのだが、 私は問題を読んでいなかったので、答えることが出来なかった。 悔しいので私もクイズを出す事にする。 答えられても答えられなくても、まったく今後の人生に影響を与えないクイズ。 当たったら褒めてあげる。 「この日記は、ウナギ開始から何番目?」 当たるわけないよなあ。これ。 ヒント:1000未満 #
by unnyo8739
| 2006-06-13 23:16
| 日誌叙情駄文
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