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「仕方ないなあ」 尻を叩きながら立ち上がる。 まずはシリアだ。この牢獄に囚われているとは限らないが、僅かでも可能性がある限り調べる必要があるだろう。 「うまく見つかるといいんだけどなあ」 眼を閉じて精神を集中する。どうせ必死に見開いても暗闇しか映らないのならば、開いていても閉じていても変わらない気もするが、集中する際の癖なのだから仕方がない。 さらに集中させ、暗闇の中に意識の根を張り巡らせていく。 感知の術。 物に宿った魔力や、周囲に働く精霊などの力を探る魔術である。 本来その感知範囲は数メートル程度だ。しかしこの空間の中においては、たったそれだけの範囲を感知しても、まったくの無意味だろう。 最低でも数百メートル。最悪数キロ近い範囲で感知を行う必要がある。 なんて途方もない。下手をすれば感知だけで体力を失ってしまいかねない。なんてこった、行き倒れの可能性まで出てきてしまった。 ため息をひとつ。 果たして彼女の存在を感知できるのだろうか。そもそも居るか居ないかすら定かではないというのに。 やれやれ、何処のどいつか知らないが、足止めの作戦としては最高だ。 続きを読む。 #
by unnyo8739
| 2006-12-26 17:29
| 僕俺私小話
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相変わらず地味に痛むんだが?
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by unnyo8739
| 2006-12-25 22:15
| 日誌叙情駄文
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私はノートPCを使ってゲームやらネットを楽しんでいるのだが。 妙にハイエンドクラスなノートを製作したものだから、 激しく熱がこもる。前に一度左手薬指を低温火傷したほどに熱くなる。 というわけで、隣に扇風機を設置し、常に送風状態にてPCを稼動させているのであるが。 先日風呂上りに扇風機をPCから自分に向けて送風しつつ ゲームをしていたら。 ぶつりという嫌な音がしてPCがダウンした。 激しく熱暴走。 その後5分ほど稼動不可能状態になる。 そろそろ買い換えたいが、なかなかそうもいかない。 どうしたものだろうか。 #
by unnyo8739
| 2006-12-25 20:53
| 日誌叙情駄文
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