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私は怖い話が大好きである。 気がついたら、コンビニでよくおいてある怖い話の本が 滅茶苦茶増えていた。 棚に収まらず、その辺に放置しているくらいである。 今日もたまたまコンビニで見かけたので、早速購入してきた。 怖い話は大好きだが、自分は絶対そんな体験はしたくない。 あくまで娯楽としての怖い話が好きなのだ。 が、前にも述べた気がするが、私は何度か金縛りを体験している。 その金縛り中に変なものを見たりもしている。 はっきりとした形で見ていないのは幸いであるが、 同時に夢を見たのだと割り切られてしまうのは少し寂しい限りである。 先日、関西より帰ったその晩も金縛りに遭遇した。 例によって指一本動かせず、声も出せず その日常ではありえない状況に恐怖するのみである。 目の前で爆眠しているラヴァーが憎らしい。 結局いつものように、腹に力をこめそれを振り払ったわけだが いかんせん、何度経験しても気持ちが悪いことこの上ない。 医者をやっている友人にそれを話してみたが 「科学的に解明できたはず」 と言い切られてしまった。 いくら科学的に解明できても、その恐怖の体験は体験しなければわからないはず なんだか悔しい気分でいっぱいになってきた。 が、そこでふと「医者といえば病院、病院といえば怖い話」 と思いつき、何かしら経験がないか尋ねてみた。 「ない」 悔しくて涙が出そうになった。 呪えるなら呪ってみたい。 そうか、私が化けて出れば信用せざるを得まい! 我ながら名案である、これなら行ける、そう確信した。 …んなことできるわけねー。
by unnyo8739
| 2004-08-23 21:52
| 日誌叙情駄文
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