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しばらくの間大人しくなったように思われていた娘だが、ここ最近は激しくよく泣き叫ぶようになった気がしなくもない。 実際泣き叫ぶ。 今までは単純に「泣く」という感じだったのに加え、「叫ぶ」が加わった。 何が気にくわないのかは相変わらず分からないのだけれど、そんな事を気にしている暇があるのならば、兎に角なだめるのに手一杯だ。 この「泣き叫ぶ」というのはどうも私の耳の奥の何かの波長に繋がっているようで、彼女の泣き叫ぶ声を聞くだけで私は激しく頭痛に見舞われる。 頭に響く声、と言うのがまさに言葉通り表現された形である。 特にそれは朝方に酷く、元々私は朝が弱いタイプであった事もあって、実に気分が悪くなってしまう。 けれど子供の事を憎らしく思う事はない。 当然と言えば当然であるし、理性的という訳でもない。 むしろそれは感情的だ。 子供の事が可愛いが故に、いくら頭痛を引き起こされようと、睡眠不足に陥ろうと平気でいられるのだ。 と言いたいところだが、流石に自分の肉体には限界がある。 限界を超えて動く事など私には出来そうにない。 故に朝方「ちょっと子供の面倒見てて」と嫁に言われても、私はその義務を果たす事は出来ない。 無論子供がそんな私に遠慮などしてくれるわけもないわけで、先日力尽きて子供の泣くがままにしていたら、嫁に激しく非難された。 しかし、嫁は身体の限度を超えても子供のために動き続ける。 母は強しとはよく言ったモノか。 が、ここしばらく限界中の限界を超えてしまったのか、かなり弱音を吐くようになった。 それでも構わず泣きまくる子供。 なだめる事が出来るのは、唯一嫁の乳だけであるのが実にしんどいところだ。 何が気にくわないのかは全く分からないのだけれども、少なくとも空腹を訴えている限りであれば、その対処はそれほど難しくないのだ。 ただ、乳を与えるというのは私の想像し得ないほどに体力を消耗するモノであるようで、「早く乳を与えてくれよ」と私がいくら思っていても、それを口に出すのは実にはばかられる。 物事はそれほど万事うまくまわっていくわけではないのだ。 ああ。 せめて子供が一回の睡眠で3時間以上平気で眠ってくれるタイプであれば楽だったのに。 夜なども朝までぐっすり眠ってくれれば最高だったのに。 どうしてうちの子は30分くらいで起きてしまうし、夜も3時間ほどで目覚めてしまうのかと。 何を言っても仕方がないが、そんな風に弱音をこぼしたくなる事が多々ある。 しかしやはり何を言っても仕方がない。 今日から6月。 そろそろ5ヶ月となる。 来月位から離乳食も始まるとかどうとか。 ますます苦労をしそうであるが、子供に服を着せたりする嫁の顔は割と明るいので、何とかなるモノだと信じている。 幸い現在まで病気にかかった事もなく、平穏無事に日々をこなせている。 この調子が続いてくれる事を祈る。
by unnyo8739
| 2009-06-01 16:10
| 娘観察日記。
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