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寒い。 尋常でない程に寒い。 先日の天気予報では雪が降るかもしれないなどと言っていた。 冗談ではない。 雪が降ったりすれば、私の活動限界時間は更に押し縮められ、屋外での活動が困難と言うよりも不可能にまで達してしまう。 分かり易く言うと、寒いから外に出たくないんだよってこった。 ちょっと前まではまだ「涼しい」という表現でも問題がなかったのに、あっという間に「寒い」という形に変わるこの気候。 異常気象か、異常気象なのか。 私は常々ベランダにて喫煙を行っているのだが、これでは全く外に出る気にもなれず、このままうまい事禁煙が完成してしまいかねない。 それはそれでいいことなのだが、身体にニコチンが残っている間はどうしてもその依存症に苦しめられなければならないのかと思うとどうしようもない気分になる。 そりゃこんな時期ならインフルエンザだって蔓延するわと小一時間説教したい。 誰にともなく説教したい。 だって寒いと誰だっていらいらするだろうから。 しかし恐るべき事に嫁の実家は長野県である。 長野県は夏の間は避暑地として人気のスポットであるが、冬になれば冬になったでウィンタースポーツの盛んなところでもあったりする。 まあようはやたら寒いところにあるという事である。 ああ、愛媛ですらこれほどまでに寒いというのに、もし子供が生まれて長野の方へ挨拶に行った際、未だこの気候が続いているとすれば(予定日は2月である)其れはまさに悪夢だ。 全くもってどうしようもない、度し難き悪夢だ。 私は寒いのが苦手なのだ。 夏の暑いのも苦手だが、冬には「まだ夏の方がマシだね」と言うタイプの人間なのだ。 くそ、また腰が痛む。 そんなこんなでやたら寒いここ最近、布団から出るのが非常に苦痛になってきた。 目が覚めるさめない野問題ではない。 布団が心地よすぎて、眠りから覚めたくない症候群にとらわれてしまっているのだ。 もう冬の間は人類皆揃って冬眠をするように義務づけてはどうかとすら思う。 熊だって蛙だって蛇だって皆冬眠するのだ。 虫ですら越冬する種もあるという。 人間が冬眠して何が問題であろう。 冬眠してる間にどんどん身体の脂肪を使って、ダイエットにも良いかもしれない。 寒いときは動くな。 これは基本だと私は思う。 実際に寒いときにまるで動かないで居たら、あっという間に体温を奪われて死に至ってしまうかもしれないが、そんな事はこの際気にするべき事ではない。 ぶるぶる震えて何とか凌げ。 後、冬になった今、宵闇が訪れる事何と早い事か。 私は非常に鳥目であり、加えてドライアイ、手術による日常にはほぼ差し支えない程度の僅かな後遺症等の様々な要因により、夜は全く盲目に等しい状態になる。 都内のようにやたら明かりに溢れているのならばまだ良いとして、残念ながら愛媛は開発に乗り遅れた大田舎である。 一応にも県庁所在地ではあるが、少し道を外れるだけであっという間に真っ暗闇だ。 これは自転車通勤の私を実に悩ませてくれる。 もう冬の間だけは電車での通勤に変えてしまうべきなのだろうか。 あれならば風に打たれる事も、自転車に比べればかなり減る事であるし。 実際は待ち時間がやたら長く、結局寒い思いはするのだけれど。 ああ、ともかく。 早速にも春の訪れが来る事を願うばかりである。
by unnyo8739
| 2008-11-19 16:47
| 日誌叙情駄文
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