|
私は普通の人に比べて舌が短いせいか、話をする際しょっちゅう噛む。 といっても常時噛んでいるわけではないのだが、比較的噛みやすい人間であるとは思う。 いや、思っていた。 が、実際のところ、私は確かに舌は短いが、言うほど噛むような事はない。 むしろ流ちょうに喋る人間であるという。 得に屁理屈めいた事や、他人をからかう際の言葉は全く見事であるらしく、 いや、そんなモノを見事と評されても、正直微妙な気分であるが、 とにかく、自分が思っているほど噛むような事はないという。 そもそも焦ったり、興奮した状態ならば、私に限った話ではなく、 誰でも言葉に詰まったり、噛んでしまったりする事は普通にあり得る事である。 従って、私自身の自覚している欠点として言葉を噛むという事柄があったわけだが、 実際はそれほどでもない事柄であり、むしろ流ちょうな部類に属しているという。 事実として残っているのは、舌がやたらに短いという事ばかりである。 舌が短いと言ってはいるがそもそも舌の長さなど早々測るモノではない。 私が自分の舌が短いと初めて知ったのは嫁と付き合いだしてからである。 男女交際の流れの中で、まあ色々あるわけで、その色々あった事の中から 自分の舌が短いという事実に気がついたわけであるが。 別に舌が短くても、それほど困る事はない。 むしろ困った事がない。いや、まったく無くはないが。 例えばあんな事とかそんな事をする際に、ちょっとしんどかったりするくらいで。 別に舌が短いからと言って、常時言葉を噛むという事もないし、 味覚に障害があるというわけでもない。 むしろ私などは、かなり味にうるさいタイプの人間であるようだし。 ちなみに私の舌が、どれくらい短いかというと。 文章にて表現して理解できるかどうか分からないが、 思い切り伸ばして唇に先端が当たる程度である。 嫁は思いきり舌を伸ばせば、自分の鼻の下にその先端が見えるという。 彼女が一般的な舌の長さであるかどうかは分からないが、仮に一般として。 私は自分の舌先など見た事がない。 必死で伸ばしても、唇より先に伸びる事はない。 変な例えだが。 犬のように、地べたに置いた皿から舌を出して水を飲めと言われたとして。 まあ人間の舌は犬のように水を巻き取ったりする事が出来ないらしいので、 実際に飲めるかどうかは別として、とにかく舌を伸ばしてみるとする。 一般的な舌の長さであれば、舌のみが水に触れる事が出来るのだろう。 だが私の舌の長さでは、顔全体を水につけなければ舌を水に触れさせる事が出来ない。 それくらい舌が短い。困らないけど短い。 これは何か原因があるのだろうか。 舌の裏にある筋か何かが固いのだろうか。 いや、日常において全然困る事はないのだけれども、 まあ色んな事をする際に、結構しんどかったりするわけで、 何とかなるのならば、何とかしてもいいかなと思ったりするのだ。 舌と言えば。 全然関係ないんだけど、私は普通の人よりやたらに唾液が多いらしい。 油断するとたれてくる。学生時代、テスト用紙の上につうとたれて落ちた事も多々。 まあ舌と同じで、別に唾液が多くて困る事はないんだけど。 歯医者に行った際、自分の唾液でおぼれそうになる事多々。 毎回毎回まめに唾液を吸い取ってくれないと、すぐに溺れそうになる。 まさか自分の唾液で溺れて死んだ人間など、そうそういないだろうけども、 もしかしたらその先駆けになるんじゃないかと思うほど唾液が多い。 これは困ると言えば困る事かもしれない。 まあそれはいいとして、こんなに短い舌であるのにもかかわらず、 私はしょっちゅう舌を噛んでしまうわけなのだが。 子供の頃、自分の記憶にないだけで、私は自分の舌でもかみ切ってしまったのだろうか。 だったらそれはそれで嫌だなあ。 だからどうって話じゃあないんですけどね。
by unnyo8739
| 2008-01-25 17:15
| 日誌叙情駄文
|
Comments(3)
|
ファン申請 |
||