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というわけで、先日嫁と二人で映画「どろろ」を見てきた。 正直何も期待していなかったが、それなりに楽しむことは出来た。 あくまでそれなり。よくも悪くも。 テーマは「親子の絆」。多分それだと思う。 私は柴咲よりも妻夫木よりも中井貴一が好きなので、 とりあえず彼の姿を見られただけで満足といえば満足だ。 しかし何故今になって「どろろ」なのだろうか。 「どろろ」は1967-1968に発表された手塚治虫の連載である。 よくよく調べてみると、大昔にアニメ化、ついでゲーム化までされていたらしい。 アニメ化は1969年であり、別段驚くことは何もないのだが、 ゲーム化は2004年とつい最近の事であるらしく、 何故このときにゲーム化されていたのか、これもまた不可思議でならない。 それはそうとして、この「どろろ」。 ストーリーは見てのお楽しみということで、あえて触れないが、 一応に感想を述べてみると、 何とか戦隊シリーズの映画版といった感じが物凄くしてならない。 妖怪との戦闘はいわゆる特撮モノなのである。 アクションというより特撮なのである。 仮面ライダーというよりウルトラマンなのである。 妖怪達が出現する直前に、それのモチーフとなった動物が出てくるのだが、 その妖怪たちのデザインがいまいち格好よくない。 私の個人的趣味から言わせれば「変」。 もうちょっと何かそれらしいデザインでもよかったと思うんだが。 妖怪大戦争みたいな、ちょっとコミカルタッチなものならともかく、 今回は不気味極まりない妖怪でもいいじゃあないか。 いいんだけど、まあいいことなんだけど。 あと百鬼丸の流し目カット多すぎ。 確認しただけで4カットはあった。 いいのかこれ。 気になってならなかった。 まあいいんだけど、いいことなんだけど。 ううむ。
by unnyo8739
| 2007-02-01 20:19
| 日誌叙情駄文
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