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あなたが夢中になれるものは? そもそも夢中というのはどういうことか、 身近にある言葉ほど説明しろといわれても、意外と出来ないものである。 これは改めて物事を見直すいい機会なのではないか。 そう考えた私は、国語辞典にて調べてみた。 改めて開かれる、日常にある言葉の意味。 果たしてどういう風に説明されるのだろうか。 むちゅう 0 【夢中】 (名・形動)[文]ナリ (1)夢の中。夢を見ている間。夢裡(むり)。 「―に音を聞く」 (2)一つの物事に心を奪われて我を忘れる・こと(さま)。 「無我―」「テレビに―になる」「火勢に追われて―で逃げる」 なるほど、調べてみることは重要だ。 大抵が(2)の意味合いで使われているだろう。 (1)の意味で使われているのは、あまり聞いたことがない。 基本的に、自分が好きなことに対しては、すぐに夢中になるだろう。 例えば、好きな映画、音楽、ゲーム、スポーツ…あげればキリがない。 よくよく見れば、ほとんどが娯楽である。 娯楽はさすが娯楽というか、夢中になりやすいものだと思う。 流石にそれだけあって、非常に挙げやすいものだ。 趣味なども夢中になるだろう。 夢中になるから趣味なのか。 しかし勿論仕事に関しても、夢中になることはあると思う。 気がつけばもう深夜、今日はどうやって帰ろうか。 そんな経験、誰しもあるのではないだろうか。 そしてそれは、どういうときに夢中になるだろうか。 ・自分の好きな仕事だから。 ・面白いし、経験になる。 ・終わらないと帰れない。 ・責任のある仕事だから。 ・つまんなくて眠い。 基本的に、やはり面白いという事が重要である。 面白いからこそ、集中力が増すのであろう。 そしてその仕事に責任が伴えば、さらに集中力は増すようだ。 集中力が増して、それだけが目に映っている状態の事を夢中ととっていいだろう。 逆につまらないことで、集中力がなくなってしまい 眠ってしまえば、別の意味の夢中になるが。 しかしこのような経験はないだろうか? ・節分のとき、たいして好きでもない豆を一袋食べてしまった。 これは夢中になっているという事実ではないだろうか。 大変重要である事柄だ。 そもそも「たいして好きではない」のに、夢中になっているのだ。 かといって、決して寝ているわけではない。 物凄い空腹であるならば、話は変わってしまうだろうが それとはまた別の事柄としてとってみよう。 もしかしたら、しょうもない事ほど夢中になるのではないだろうか。 ・辞書のエロい部分に蛍光ペンで印をつける。 ・歴史の教科書の偉人の写真に落書きをする。 ・消しゴムのかすを集めて、丸めたりしている。 うわー、しょうもなー。 夢中になんなよ、こんなこと。 ・髭を抜いていたら、気がついたら足の毛まで抜いていた。 ・眉毛を抜いていたら、気がついたら足の毛まで抜いていた。 ・腋毛を抜いていたら、気がついたら足の毛まで抜いていた。 ちくちくしてるんだから、気がつくだろう、途中で。 そもそも髭は剃れ。 それ以前に全部足の毛を抜いていることは、もう突っ込んでやらない。 ・誰もいない部屋で、奇妙な拳法を舞っていた。 ・作詞作曲自分の変な歌を歌っていた。 ・びっくりするほどユートピア、びっくりするほどユートピア。 夢中というより、怪しい。 怪しいというより、どこかおかしい人にしか見えない。 と、ここまで書いていたところで、仕事もせずに 必死になっている自分に気がついた。 皆様、夢中になるのは危険だから、気をつけたほうがいい。
by unnyo8739
| 2004-06-07 10:05
| 日誌叙情駄文
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Comments(1)
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