|
その日は朝から雨だった。 だるい、重い、眠い。だが出かけねばならない。 本日は第二回新居探し大作戦の開催日なのだから。 前回訪れたのは荻窪。今回は某大学辺り。 荻窪に比べれば、会社までの道のりも近い。 そして業者の方と待ち合わせ。 合流後、「ここで紹介してもらう物件の鍵を貰う」だとか何とか言う事で、 駅近くの不動産屋へ行く。 それを待つ間、窓に貼ってあった間取りのチラシなんかを見ていたのだが。 「あ、何かこれよさげ」 と、私の直感が告げる物件が一本。 じっとそれを見ていたら嫁が「これいきたいな、頼んでくる」と、急遽その物件を追加。 実はこの時点で、「多分そこに決まるだろうなあ」と思っていた。 というわけで、しとしと小雨の降り続く中、私達は用意された物件を見て回る。 予想通りというか、予定通りというか。 いくつか物件を回った後訪れた、直感が働き追加してもらった物件にて。 やはり私の直感は正しかったのか、嫁もここが気に入った様子。 迷う事無くこの部屋に決定。これ以上迷っても仕方ないのだ。 というわけで、新居が都立大学駅付近のそれと決まった。 引越は6月中旬。ああ、渋谷の今の部屋もそれまでかと思うと、何だか名残惜しい気もする。 そして翌日。 この日は披露宴の打ち合わせがあった。 しかし朝から嫁が、「身体がだるい」とグダグダ言う。 私も非常にだるかった、この日の湿度は最悪だったのだ。 恐ろしく身体がだるく重い。だが嫁が「何か買って来てくれ」と言った。 そのまま倒れそうな身体のだるさだったが、嫁の希望の品を求めてコンビニを4件回る。 しかし帰ってきて、嫁に「希望の品はなかった」と伝え、代わりの品を渡したのだが、 「私が欲しかったのはそれじゃねえええええ」と文句を言いやがった。 だったら自分で買いにいけ、と結婚後初の怒りが湧いた。 それはそれ、これはこれ。 何だかんだと司会をやってくれるおっさんとの打ち合わせたのだが。 おっさん「いや、ここで乾杯の音頭をとるわけですよ」 等と言いながら、紙に乾杯と書こうとする。 漢字が思い出せなかったのか、カタカナで書きはじめた。 おっさん、それ「カンパン」って書いてるよ! それ以外にも「ジャンル」を「ジャル」と書いてみたり、 「改めて」を「新めて」って書いたりして誤字激しいよ! 思わず噴出しそうになったよ! 夫婦そろってチキン故、まったく指摘できなかった。 帰宅後も夫婦で爆笑した。 おっさんありがとう! 和やかな空気をありがとう!
by unnyo8739
| 2006-05-29 11:11
| 日誌叙情駄文
|
Comments(5)
Commented
by
satsuki69129 at 2006-05-29 12:39
個人情報保護法は?
0
Commented
by
unnyo8739 at 2006-05-29 13:25
ばっちり。
Commented
by
satsuki69129 at 2006-05-29 13:36
爆www
タイトルに(笑)
Commented
by
unnyo8739 at 2006-05-29 13:40
完璧だろ。
Commented
by
mrbig20000 at 2006-05-29 14:04
んあ?フィクションなの?(笑)
|
ファン申請 |
||