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最近の糞寒さに耐えかね、先日一人熱燗で一杯やっていた。 やはり冬場には熱燗だ。私は焼酎があまり好きでなく、あったまるならやはり熱燗なのだ。 洋酒でもいいが、私は洋酒に耐性がないらしく、必ず翌日に響いてしまう。 しかし嫌いではないので、機会があったら楽しみたい。 で、運ばれる料理に舌鼓を打ちつつ、飲みに飲んでいたら、すっかり出来上がる。 妙にハイテンションになり、ふらふらしながら家に帰った。 やめておけばいいのに、ゲームを起動し友人らに絡みまくった挙句、そのまま爆眠。 しかし彼女には絡まない辺り、私のヘタレっぷりが窺える。 前に思い切り呆れられて以来、実に慎重なのである。 酔っ払いでも学習するのだ。 子供の頃、自分の父親が酒に酔って、ふらふらになるのを見て、 「自分はああなるまい」と、我が身に言い聞かせてきたが、 結局自分の父親と同じようになってしまった。 今では時折酒を酌み交わすようにもなった。 しかし、酔ってふらふらになるのは、私の役になってしまった。 時は誰をも待つ事無く、ただただ進んでいく。 その間に、色々と過ぎ去る事があり、迎える事がある。 無常を肴に、昨日と今日と明日に思いをはせてみる。 この感覚、昔自分の父親、爺様、はては先祖に至るまで、 延々と変わる事無く思ってきた事なのだろうかと、 ふと、熱燗に映る己の顔を見て思ってみた。 しかし。 いくら詩人になっても、酒より生まれるのは酔っ払いなのである。 正直すまんかった。
by unnyo8739
| 2005-12-14 18:14
| 日誌叙情駄文
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Comments(4)
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at 2005-12-15 15:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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unnyo8739 at 2005-12-15 16:57
>ormoaさん
初めて知りました。おかげで来春まで冬眠できそうです。 どうもありがとうございました。
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satsuki69129 at 2005-12-15 22:19
もしかしてアレが何か教えてもらったの?
私も知りたいー(笑)
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unnyo8739 at 2005-12-16 09:31
本人に教えてもらいたまえ
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