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数え切れないくらいの、様々な言葉を貰ってきた。 要約すると「やらせろ」。 愛も恋もない、あるのは哀と故意。 いい加減馬鹿馬鹿しくなってきて、 いい加減疲れてきてしまって、 世界がどんどんいい加減に見えてきた。 ウソばっかり、ウソばっかり、ウソばっかり。 わかっているのに騙される。 身も蓋もない、偽りのオンリーワン。 でも歌姫は「貴方だけを」と歌う。 でも歌姫は「負けないで」と歌う。 結局歌は歌なんだと哂うようになってきた。 あたしはきっと、広大なる砂漠を行く旅人。 ちっぽけな水溜りなんて目もくれず、 見つけたオアシスは蜃気楼。 石油の泉は必要ないわ。 ただひたすらに歩き求める。 優しい風の吹くあの木陰で、 もたれかかって眠りたくて。 それが一番良いものなのだと、 信じているあたしは、 いつか其処へ、何時かきっと其処へ。
by unnyo8739
| 2005-11-04 13:05
| 電波優毒詩
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