|
父者の時計のベルトが壊れたということで、本日メーカーに修理見積もりをお願いしてきた。 いったいおいくらまんえんかかるか知らないけれど、私はそれに何とも言えぬ感情を抱いていた。 たっかい時計ってありえないよなあ。 時計なんて時間見るためだけのアイテムなわけだし、それ以上の付加価値をつける必要ないじゃない。 一昔前なら、「箔をつける」という田舎者思考により、何らかの価値はあったのかもしれないけどさ。 実際のところはせいぜい「メッキを施す」程度でしかなかったんじゃなかろうか。 そう考える私は電話を使って時間を見るタイプ。 確かに時間を見るためだけに電話を引っ張り出すのは面倒かもしれぬ。 だが、一つのツールで複数の仕事をしてくれる今日日の電話さんの事を考えれば、別段おかしな行動ではないと思う。 などと思うも、やはりこういうのは価値観の問題なんだろうか。 年配の方なんかは、こういう貴金属とか時計とか、そういうもので自分を着飾るって言うのが一般的だったのかもしれぬ。 だが、現代において、それは遅れたセンスであると笑われてしまいかねない。 とか言いつつ、NOと言えぬままに、要らぬ時計を買わされる人なんかもいるらしい。 ともかく。 他人のお金の使い方に口をだすのはナンセンス。 私も古い思考だなあと思いつつも、他人の価値観に踏み込むような無粋をして良い道理はない。 だからこそ、他人も私の思考に、価値観に踏み込む道理はないと思う。 が、私はNOと言えないので、きっと「そうですね」などと顔をひきつらせるに違いなかったのであった。 とりあえず、私に高い時計を買う金があれば、間違いなくPCを新調するだろうなあ。
by unnyo8739
| 2017-05-31 13:00
| 日誌叙情駄文
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||