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嫁もようやく回復してきたようで、一緒にニチアサを観た。 その少し前に、私は「トクサツガガガ」の試し読みをしていたのだけれども。 その中の話に、「ネットに感想を挙げても、人の感想を沢山見ても、生の感想を聞きたいし話したい!」と言うフレーズに変な感動を覚える。 そうだよ、その通りだよ、語りたいんだよ、自分の口で! だから嫁と一緒にニチアサを観ないとダメなんだよ、一人で観ても、何か凄く物足りない気分になるんだよ!! 人間は、やはり生で繋がらないとダメなんだよ!!! 私は、嫁という、生で語り合える伴侶が居て、実に実に幸福なことであるかも知れぬ。 でもその後に観た「ジョジョの奇妙な冒険」に関しては、視聴中ほぼ一言も喋らず二人で見入っていた。 あれは、あの迫力は、人を無言にし、夢中にさせる魔力がある。 やっぱ荒木飛呂彦は天才だった。 と言う事でいよいよ始まった、スタートゥインクルプリキュアは。 まさに宇宙キターであり、キュウセイシュであり、イマジネーションでトッキュウジャーなプリキュアであった。 どんだけ盛り込まれてるんだこれ。 恒例の顔面ヒットに始まり、ありとあらゆる不可思議を、まともに受けてたじろがない。 そういうヒロインが今作の主役です。 宇宙空間に飛び出した辺り、カッパがゲルググやってた辺りで「ガンダムかな」とか思ったけれど、まあ何か知らんけど、凄くワクワクが伝わってくる第一話だった。 やっぱりこう、第一話っていうのはワクワクを最大限に伝えなきゃダメなんだよなあ。 掴みはオッケーとかいう言葉があったりするけれど、実際の所、掴みが最大の山場というか、最も難しいところであるように思う。 ここを滑ったら、後にいいネタをやっても、なかなか取り返していくことは出来ない。 だからライダーにしても戦隊にしても、第一話は思い切りお金を使って「取りに行く」。 これから一年、果たしてこの作品は、どういう旅路を見せてくれるのか実に楽しみでならない。 って言うか、本作は宇宙キターでありつつも、UMAとかオカルトの話もやっていきそうな含みがあった。 と言う事は魔法も使ってキャアップラパパとかやったりするんだろうか。 いや、流石にオールスターでもやらない限り、魔法使いは直近から離れすぎているか? でもやたらあの二人って、いや、三人ってゲスト出演してくるからなあ。 意外にまた出てくる可能性も否定しがたい。 流石に出すぎか? ともあれ、これからが非常に楽しみなことには変わらない。 来週が楽しみ。 仮面ライダージオウは。 久しぶりにレジェンドライダー話になりそうなジオウ。 ここ最近はずっとウォズ無双だったので。 今回のレジェンドは、仮面ライダー龍騎のようだが。 城戸宅を尋ねた時の、目張りがしているあの部屋、実にデジャブ。 気がつかなかった、と言うか龍騎のそれをすっかり忘れていたけれど、ミラーワールド内にも隠し要素が溢れていたようだ。 ライダー愛を感じる今回のお話。 そりゃあ今頃スピンオフもやるわ。 アレも大概、「終わってない話」で終わったからなあ。 ファイズ同様、「今だからこそ」決着をつけるべき時が来たのかも知れない。 一昔前は「特撮なんて子供向けの番組」みたいな感じで、黒歴史扱いされていたのに、今じゃ沢山の人がその活躍を求めているように感じる。 これは、「自分がその中にいるから、外側から観たらその環はそれ程大きくない」症候群なのかもしれないが、それでも。 佐藤健さんがライダーに、再び出演してくれたことを思ったりすると、今は完全に時代の流れが変わってきているのだと思えてきてしまう。 それは、一昔前子供だった今の大人達が抱えていた、抑圧されていた思いが、大人になって発散されていくかのようにも見える。 子供向け子供向けって言うけれど、子供向けだったからこそ特撮は素晴らしいのだ。 子供に大人の格好良さを見せる、初めての作品になりえるからこそ素晴らしいのだ。 夢の象徴なのだ。 子供のころに格好いいと思ったモノを、大人になっても格好いいと思って悪い事など何も無いのである。 今でも仮面ライダーブラックはヒーローだし、南光太郎が出てくると、胸はときめきを隠せなくなるのである。 それはそれとして。 docomoのあの、光るソバでエグゼイドムテキゲーマーが跳ねるあのCMはなんなんだろう。 いや、見入っちゃったけどさ。 docomoって今、目玉になるキャラがいないからなあ。 ライダーに合せてくるのも仕方ないのかも知れないが、何故エグゼイド? あのソバっぽい、髪の毛みたいな部分があるからチョイスしたのかしら。 ところで。 最初から持っているウォッチの中に、ドライブがあるわけだが。 ドライブの武内涼真さんは本作に出てくれるんだろうか。 正直Wのアレも、映画でひょいっと出てきてそのまま普通に使ってる感があり、非常に不満極まりないのだが。 レジェンド回収はしっかりやって欲しいと願うばかりである。 でも、もう後半年しかないんだよなあ。 最後まで回収できるんだろうか、不安だ。 ルパパトは。 今回が最終回かと思っていたが、次週が最終回だった。 よかった、ドグラニオさんと、ザミーゴさんを今回あっさり倒して、エピローグまでやりきるとか言うタイトすぎる話にならなくて、本当に良かった。 と言う事で、今回怪盗側の決着、対ザミーゴの激闘が描かれた。 孤軍奮闘するカイリの元へ、いよいよ正体を晒して、それでもなお怪盗として、カイリの元へ向かおうとする二人。 誰かが倒れても、残った誰かが目的を果たせばそれでいいという約束から、ここまで来れば、皆で生き残ろうとする約束へ変わるのは胸が熱い。 カイリ君なら「そんなのってありかよ」とか言いそうだけれど、彼が発したこ言葉は「みんな俺のことがそんなに好きかよ!」だった。 人なつっこいように見えて、小賢しいように見えて、実は人一倍不器用な、圭一郎よりもずっとずっと不器用な、カイリ君のこのセリフ。 実に熱いものがこみ上げてくる。 出来の良い兄に比較され、その兄にも「お前はダメな奴だ」と言われることで、自分を卑下することで、自分自身を保とうとした不器用なカイリ君。 ところか兄は「お前はそんな奴じゃない」と諭され、自分なんか~という気持ちと、兄にだけはかばって欲しくないという気持ちとが入り乱れ、素直になれないカイリ君。 そんな兄を失い、自分のみを捨ててでも兄を取り戻そうとした彼の前に現れた、兄によく似た圭一郎という人物に、兄に対しても思った苛立ちを感じるカイリ君。 ザミーゴを倒したことで、今彼の中にあった葛藤の一つは取り除かれた。 だが、ザミーゴの「誰にも邪魔されない場所」として選ばれた「ドグラニオが開けなければ、決して開くことの内金庫」という、一方通行の場所にハッピーエンドはあり得ない。 全てを警察の三人にゆだね、信じることでこそ彼らは進む事が出来たのだろうか。 信じているからこそ、コレクションを託すことが出来たのだろうか。 そして、委ねられた、任された警察は、果たして見事ドグラニオさんを倒すことが出来るのだろうか。 実に楽しみだ。 来週が楽しみだ。 ああ、いよいよ最終回かあ。 これまた長い旅路だった。 いや、あっという間の旅路だったかも知れない。 そして彼らの旅路を追う度に、私の身体も心も老いていく。 果たして、私は何時までこの時間を共にする事が出来るのだろうか。 と言う事で。 今週も楽しかった。 次週も楽しみ。
by unnyo8739
| 2019-02-05 11:00
| 日誌叙情駄文
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