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土曜日、娘のベッドが到着し、いよいよ彼女も自室を得るに至った。 何で日本の建物は、こうも無駄に狭く設計しているのか。 そりゃアメリカみたいに土地が広くて、人口も程々であるならば、広い家も用意できよう。 でも日本。 殆ど山。 面積的にはヨーロッパ諸国よりも広かったりするらしいけど、ほぼ山。 山から下った海岸に、へばりついて生きている。 そのくせ無駄に人口が多い。 いや、実際国土の割に人口多すぎだと思うのよね。 そんな状況で労働力が足りないからまだ人を入れたいってどういうことなの。 国土が狭いなら、それなりに工夫するべきじゃないの。 人が減りつつあるのも、実は奏せざるを得ないという摂理が働いているんじゃないの。 まあどうでもいいとして。 今回のハグプリ。 テーマは「巣立ち」。 さあやは念願の母親との共演を果たす事になったのだが、その胸の奥には別の夢が燻っていた。 自分の本当にやりたい事。 母親が彼女に求めてしまっていたこと。 そのすれ違い故に生まれてしまう喜びと悲しみ。 いや、哀しみと言うよりは、寂しさと言うべきか。 子はいつか親の手を離れ、一人巣立っていく。 「黙って自分に従っていればいいんだ」と、それが子供の為だと思う親もいよう。 だがそうではない。 一人の人間が本当に一人で生きていく為には、例えそれが苦難の道で、避けさせたいと思う道であっても。 それでもその道を進ませなければ、自らが進んでいかなければならないのだ。 辛い道であっても、そうしなければ、人間として成長の機会を、年月が過ぎるごとに失ってしまう。 だんだん取り返しがつかなくなってしまう。 そこで思うに。 この日本の成人の制度。 20歳になるまでは未成年と言う事で…今は18になったんだっけ? まあどっちでもいいんだけど。 それまでは「子供」として扱われるのに、ただの数字でしかないそれによって、急に「成人」にさせられてしまう現状。 突然に環境を変えられると言う現実。 これって制度としてどうなの、と思わざるをえない。 学校とか親的には、「もういい歳なんだから」と、大人になっていくだろう自覚を抱いて欲しいのだろうけれど、制度として子供から急に大人になる設定なんだもの。 急に大海に放たれる不安、現実、自分の将来。 もっと早い内から、そして制度的にも「大人になる準備」が必要なんじゃないかと思う。 しかし、制度が成り立たないなら、それは親がやるべき仕事になる。 いや、元々親のやるべき仕事だったかしら? 可愛い子には旅をさせろって言うしね。 仮面ライダージオウは。 まだまだもやしの快進撃。 世界を統べる魔王になるらしいソウゴ君と、世界を破壊する存在であるディケイド。 そこから生まれ来る物語は、はたしてどのようなものになるのだろう。 どうもウォズさんはその辺を理解、というか計算しているようであるが、まだまだ視聴者的には情報が足りない。 今のところ順を追ってライダーの力を得ているが、物語の主としてそれが行われているわけではない。 まだまだ受け身の段階なのだ。 ソウゴ君もソウゴ君で「何となく王様になる」と、うすぼんやりした話をしているだけで、目指すべき道を何も示していない。 まだゲイツ君の「オーマジオウを誕生させない・阻止する・排除する」と言う迷いの方が、目的として確立されている程だ。 と言う事で、それを見越してか、今回ディケイドの力によって、未来の世界。 オーマジオウの世界に飛ばされたソウゴ君。 そこにあるのは「若い頃の自分」と彼を指す「オーマジオウ」の姿だった。 目的、目的なあ。 色々整理してみると、ゲイツ君、ツクヨミさんはともかく、ウォズさん、タイムジャッカーの面々の目的もよく分からない。 特にタイムジャッカーは、何の為にアナザーライダーを作っているのか。 魔王を阻止する為に歴史を変えようとしているのか、あるいは魔王を誕生させる為にアナザーライダーに巡り合わせているのか。 ウォズさんはまだ「魔王を誕生させたい」という目的を明確にしているが、それが「何の為に」であるかは未だ不明である。 今まで「何となく」進んできたこれまでのお話。 未来の自分に会うことで、改めて「目指すべき道」「目的」が現れるのだろうか。 それはそれとして。 ディケイドは格好いいなあ、やっぱり。 正直例の説教BGMをひっさげて、ジオウ相手に無双しても良いくらいの格好良さだ。 実際「強い」とソウゴ君に言わしめていたが。 知らん間に「平成NEXT」のライダーのカードも集めていたりするし。 新生ディケイドライバーの玩具的には、なんと「ジオウ」のカードまであるみたいだし。 一応ベルトに刻まれたエンブレムにジオウはないから、まだジオウの力を使えると言うわけではないようだけど。 それに対して。 ディケイドウォッチでパワーアップしたジオウの何とも格好悪いこと。 今まで「動けば格好いい」という概念があったが、「動いても格好悪い」というのは、ある意味新鮮かも知れない。 このフォーム、あれかな、ガンバライジングのオリジナルライダーがモチーフなのかな。 うろ覚えだけど、こんな感じの顔だったような気がする。 子供はこれを見て、「格好いい」と素直に思うんだろうか。 もうちょっと何かなかったんだろうか。 あんまり大人の目線でばかりで作品を作ってはいけない。 いや、大人も楽しめるっていうのは、確かに良いことなんだけどさ。 やはり「子供がその背中を視て、自分もそうありたい」と思うような存在でなければ、ヒーローは成り立たないんじゃ無いかと思う。 それはヒーローだけに止まらず。 大人は総じてそうあるべきであると、胸に刻む必要がある。 ルパパトは。 玩具の売れ行きがよろしくないと、風の噂で聞いているが、実際どうなんだろう。 お話としては凄く面白いんだけど、子供の目線ではいまいちなんだろうか。 大人的には本当に面白い作品なんだけどなあ。 まあ、私の場合、このスーパーヒーロータイムに相当な贔屓目線が入っているから、尚のことそう思うだけかもしれないが。 前回より引き続いてのお話。 ノエルは人間ではないと知らされた怪盗。 そしてノエルが「ギャングラーのスパイだ」と知らされた警察。 どちらもノエルに関して、果たしてどのように接するのか。 そもそもノエルの正体とは何なのか。 未だ明らかにされなかったそれが、とうとう明らかにされていく。 で。 実はギャングラー、と言う、ありがちな予想は外れ、まさかの「ギャングラーと同じ世界に居た人」と言う設定。 なんじゃそりゃー。 唐突感半端ないけれど、まあそんなことを気にしてはいけない。 「どういうことだ」と問うよりも、「そうなんだ」と受け入れるのが物事を真に楽しむ秘訣である。 と言う事で、ノエルの正体はギャングラーではなく、何だかよく分からん人間のような何かであった。 だが「ギャングラーと同じ世界に居た」という点から、ノエルを信用しきれない怪盗。 コグレさんより彼の生い立ち、経緯を聞き、彼らの下した決断は…。 一方警察は、ノエルがスパイだと断言するサトルに対して、不自然な点を見いだしていく。 そしていよいよその正体に近寄ったその時…! という感じの話。 実際にノエルさんは一体何年くらい生きている存在なんだろう。 そもそもルパンさんも本当に人間であったか怪しい感じだ。 ちなみに先日、嫁の本をブックオフに売りに行った際に、子供用の読み物の中に、アルセーヌ・ルパンの本が在り、軽く手に取ってみた所。 若きルパンがルパンじゃなくてルンペンしてた話が書かれていた。 そうなんだ、ルパンさんも若い頃は大変だったんだなあ。 時間的も場所的にも全て読むことは出来ず、最初の数ページを読むに止まった。 気になるので続きが読みたい、図書館にでも行けばあるだろうか。 関係ないけど、以前まで沢山漫画を置いていたブックオフが、小説とか何か辞典とか趣味本とか言ったモノが主に置かれるようになっていた。 立ち読み多かったからかな。 それとも店舗の改装でもやって、漫画は別の店舗で売るようにしたんだろうか。 どうでもいいんだけど。 それはそれとして。 サトルの化けの皮を被っていたギャングラー。 彼はどうなったのだと尋ねる警察に、「死んだんじゃね」と応える。 本作において、色々被害者が出てきているけれど、言葉にして「死んだ」と出てきたのは初かも知れない。 ザミーゴの氷漬けのそれでさえ、「奴を倒せば戻ってくるかも知れない」と、生存の可能性があげられていたのに。 まあ、あくまで「死んだのかも知れない」的な言い回しであるし、化けの皮を取り扱っていたのがザミーゴであったことから、もしかしたら今までにさらわれたりした人も、生存している可能性があるのかも知れない。 と言うか、子供向け戦隊で「みんな死んでました」っていう話になったら、あまりにも重すぎるよなあ。 そこら辺りは色々ぼかしていくんだろうか。 まあ何やかんやあってノエルは怪盗とも警察とも関係を取り戻し、改めてギャングラーに打倒を抱くわけであったが。 もうすぐ本戦隊も終りが近いんだよなあ。 どんな風に怪盗と警察の決着をつけるんだろう。 っていうか、ギャングラーとも決着をつけねばならない。 怪盗の正体が明かされる展開もそろそろ起こりそうな感じもするし。 もしかしたら最後まで正体が明かされぬまま、怪盗は去って行くみたいな話になるのかも知れないし。 ううむ、どういう方向に持っていくんだろう。 と言う事で。 今週も楽しかった。 次週も楽しみ。 関係ないけど。 液タブに接続するコード、間違えて購入して、今日も使えなかった。 今度こそ完全に確認して購入。 一応月曜日に届く予定であるが。 どんだけケチがつくんだよ、この液タブ。 まあ、大体私の責任だけどさ。 っていうか、Amazonも全然別の商品を同じ商品であるかのような表示の仕方止めろ、と八つ当たりしたくなる。 実際アレで何度か間違えているから、本当に改善して欲しいんだよなあ。 Amazonの中の人も年の瀬で忙しいと思うけどさ、何とか頼むよ-、ほんと頼むよ-。
by unnyo8739
| 2018-12-17 15:00
| 日誌叙情駄文
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