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自分の娘には、持てる限りの愛情を注いで育ててきているつもりだ。 おかげで大分甘えん坊になってしまった感はあるが、まあそのうち思春期にでもなれば、多少は自立した感性を持ってくれる…といいな。 そんな自負のある私達夫婦であるが、一週間の内、一時間半だけ育児放棄をする。 ニチアサ、罪深い時間だ。 と言う事でハグプリ…というか映画前のお話という感じか。 今回はキラプリアラモードに魔法使いプリキュア、そしてフレッシュとgogoからラブとのぞみが登場。 他の面々は時間停止させられるという大人の事情で出演できなかった模様。 いや、まああれだよな。 アフレコの現場ってどういう感じか知らないけど、50人以上の登場人物に声を当てるとかなると、もうやったらカオスになりそうだもんな。 予め撮っておいた芝居に、別の時間で芝居を合せるとか、決行大変そう。 後から演る人が、「この芝居したいから、この前のシーンはこう変えて欲しいなあ」とか思ったりするんだろうか。 知らんけど。 お話としては。 例のびっくりどっきりおじさんの時間を操るメカによって、まあ色んなプリキュア世界の時間が止まったり、成長していた姿から以前の姿にされてしまったりと、まあ大変。 ダメージを与えても、自らの時間を戻すことでダメージをなかった事にするという、おきまりのチートも発動。 しかし、作成前の状況まで戻るというポカをやらかして、一時的にそれをしのぐことは出来たのだが…という感じの話。 まあその辺の、私の沸き上がる兆ワクワク感は置いておいて。 あの「時間を戻してダメージをなかった事にする」って言う能力。 あれってどうなのかなあと思うんだよな。 昔「ダイの大冒険」って言うマンガがあって、そこに出てくるキャラが「止まった時間の秘法」みたいなのを使ってて、「この身体は時間が止まってるから、一切のダメージを受けないよ」って言う、何か凄い術式を使ってたわけで。 時間を戻すとか、時間を早める能力って、結局「時間を停止させる」能力の付加能力なんじゃないかなと思ったりする。 と言うか、「あらゆる時間の流れの中を自在に動く事が出来る」と言う能力が正しいのか。 いや、言ってる意味がもう自分でも分けが分からないんだけど。 そしてこの時間攻撃、次に放送される「仮面ライダージオウ」においても発動されるわけで。 もう分けが分からないよ! と言う事で仮面ライダージオウ。 今回のアナザーライダーはウィザードだったのだけれども。 いまいちウィザードとして暴れる理由もなく、実際それによりソウゴ君も「説得:物理」は違うんじゃね? と疑問を抱いていた。 まあ暴力って言うのは、あらゆる手段の中で、最も手っ取り早く、超効率な手段であるから仕方ないね。 ただ、自分以上の暴力が相手に備わっていると、一瞬で無力化されるという欠点を持っているんだけど。 それにしても今回のアナザーライダー、ウィザードのデザインは個人的には微妙。 あんまりウィザードって感じはしない。 頭が完全に指輪の形状をしているのは、まあウィザードのそれって感じだし、ベルトにもきちんと手形が描かれていたんだけど。 でもあれを一見して「ウィザード」とは言えないんだよなあ。 ウィザード、シナリオはアレだったけど、デザインと戦闘スタイルはもの凄く好きなライダーだ。 白石隼也さんのハルト君の芝居も決行好きだったから、本当になあ。まだ2話で一つのエピソードをやるっていう風習があって、それがかなりネックになってたんだよね。 ついでに言うと、ウィザードの物語は、鎧武とのコラボ映画で改めて美しいエンディングとなっている。 観てない人は観るべき。 で。 友情出演にマヨネーズ…じゃなくてビーストの名前がクレジットされてたんだけど。 今回前々出てないじゃないか! ゲイツの後ろでちらっと出てきただけじゃねえか! もっときちんと活躍させてくれよ、頼むよ-。 そうそう。 先のプリキュアで書いた時間攻撃。 鉄拳のキャラクターみたいな頭してるスウォルツさんが、止まった時間の中でゲイツを高所から落とそうとするシーンがあったんだけども。 アレを観て思いだしたのが、「ジョジョの奇妙な冒険」における「DIO対承太郎」のバトルシーン。 動けないけど、止まった世界を認識しているってあんな感じなのかな。 そして止まった世界と言えば、欠かすことが出来ないのが「クロノス」さん。 あの能力があれば、タイムジャッカーにも対応できちゃうんだろうか。 555とかカブトは、「超高速で動く事により、時間が停止したように見える」っていう能力だから、そこにまでは及ばないと思うけどね。 ちなみに先のDIOと承太郎の能力、同じ時間停止のように見えるが、DIOが本当に「時間を停止」させているのに対し、承太郎は「超高速過ぎて停止した時間に追いつく」させる能力なんだそうな。 知らんけど。 世界を支配したいという願望から、完全に時間を停止させるっていうDIOの能力は納得がいくが、承太郎が似たような能力になった要因って言うのはよく分からない。 まあ、作者的にも「倒すには同じ舞台に立つしかないなあ」くらいの認識だったんだろうか。 以後は承太郎も、ディエゴの時間停止も、それ程の驚異として描かれてなかったりするしね。 やはり吸血鬼としての、そしてDIOという人格というものがあってこその「時間停止」の恐怖だったんだろうか。 ルパパトは。 今回のギャングラーに設定された能力が面白い。 「うっかり」と「天才的頭脳」と言う、相反するように見えて、実は人間の本質そのものなのではないかという能力。 実際その能力を用いて事件の解決も図られている辺りが更に面白い。 と言う事で今回のお話は。 いつも怒られてばかりのサクヤさん。 何処ぞの見知らぬセールスマンの男から、「怒りが治まるネックレス」の試供品をもらい、それを圭一郎と自分に装着して…と言った感じの出だし。 しかしあれだ。 警察はよく言わなかったか。 「知らない人にものを貰うな!」 うっかり攻撃を受けたか受けてないかに関わらず、何気に凄く問題がある行為に思えてならない。 が、あれだよな。 自分が仕事をする年齢に達して、デスクに座ってると、知らない人と話さなければならない機会ってやったら出てくるんだよな。 子供には「知らない人に~」って言うのに、大人になったらその真逆を行けって、世の中は、社会は非常に矛盾極まりない。 と言う事で、ギャングラーのうっかり攻撃を受けてしまったサクヤは、何かにつけてうっかり行動を取ってしまうようになったわけだが。 あんまり普段と変わらない感じがすると思ったのは、今回の話のオチにも現れているように見えた。 そういうキャラだから仕方ないね! 愛されるキャラだわ、本当に。 後は。 大抵の人間は褒められて伸びる。 怒られて伸びる人間の方が少数なのが現実だ。 だが、大抵の人間は兎に角叱る、怒る。 その結果の一環に、怒るへこむ、自分が上に立った時、目下の人間を怒るとかいう負の連鎖が生まれたりする。 怒るっていうのは、元々としてあんまりいい感情ではないのだ。 自分も他人もネガティブな方向へ走ってしまう、そりゃあ七つの大罪に数えられる位の感情なのである。 だが、人間は怒られること、失敗することでしか経験を積むことは出来ない。 褒められて伸びる、と言うけれど、実際の所、成功からの成長は、失敗からのそれに比べて微塵ほどしかないのだ。 そして、「怒り」をネガティブな感情だと評した私だが、人間のストレス、心理負荷を考えると、怒りもまた必須である。 物事は何かにつけて上手くいかず、難しいものだと知る。 ちなみに。 自分の為にでは無く、他人の為に怒ると言うそれ。 私はそれこそ「正義」であると信じている。 そこには怒りだけではなく、哀しみなども含まれている。 つまり他人の痛みを共感し、それに対して行動を起こすことこそが正義なのだと思う。 正義とは手段や思考・思想・哲学ではなく、モノのきっかけに過ぎないのだ。 とりあえず。 来週のプリキュアはまだまだ出てない他のプリキュアも出るようなので超絶楽しみ。 勿論ライダーも戦隊も。 今週も楽しかった。 次週も楽しみ。
by unnyo8739
| 2018-10-15 11:00
| 日誌叙情駄文
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