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私は貴方達とは違う。 私は圧倒的に貴方達よりも強い。 だから私は誰も頼ることなく進んでいける。 そしてその強さを持って、貴方達を導かなくてはならない。 私は圧倒的に貴方達よりも強い。 だから自分の弱い部分も組み伏せられる。 そしてその強さを持って、貴方達を救わなくてはならない。 私は圧倒的に貴方達よりも強い。 だからたとえ一人であっても闇を裂く事が出来る。 そしてその強さを持って、貴方達に光を与えなくてはならない。 私は貴方達とは違う。 私は圧倒的に貴方達よりも強い。 だから私は動かざる城壁でしかない。 そしてその強さを持って、貴方達を護る事が出来るだろう。 私は圧倒的に貴方達よりも強い。 だから貴方達がいかに危険な武器そのものかと知っている。 そしてその弱さを持って、貴方達は混沌と暴力を行使するだろう。 私は圧倒的に貴方達よりも強い。 だから私は貴方達に、忠実に従わなくてはならない。 そしてそれを望まぬならば、壊され犯され殺されるだろう。 私は貴方達とは違う。 私は異端そのものだ。 例えあの聖人でも、強いと言う事は異端なのだ。 ああ、そして彼らはその誰もが、自らが正義であると叫び、 貧弱なその腕で、破壊の限りを尽くしていく。 排他主義の英雄が、弱々しい正義をはためかせて。 だからこそ。 私は貴方達とは違う。 私は異端そのものでいい。
by unnyo8739
| 2005-10-19 17:32
| 電波優毒詩
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Comments(2)
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satsuki69129 at 2005-10-19 21:11
一体キミの脳内の何処から、こんな文章が湧き出てくるのだ。
てゆーか、今日更新した3本、全部いいね。 『ツンデレラ』、続き希望。
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unnyo8739 at 2005-10-19 22:47
そうかね。そりゃ何よりだ。
『ツンデレラ』は明日にでもまた書くぜ。
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