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私はざっと10年くらい前にレーシック手術を受けた。 おかげで視力は向上し、今もまだ一定の視力を保っている。 だが、夜目が利かなくなり、所謂ハロ・グレアといった、光を非情に眩しく感じるという後遺症が残ってしまった。 この手術が良かったか悪かったかは、まだ自分で選択した結果であるから、ある程度の納得はしている。 まあ、それでもどうにかなるのならばどうにかして欲しいモノだけど。 真に後悔しているのは、この術式を嫁にも勧めたことだ。 嫁は元々頭痛持ちであったが、この手術により更なる頭痛を抱えるようになった可能性も否定できない。 本人は「別に何の後悔もない」と言っているが。 彼女は彼女自身の選択の結果であると、また納得しているようで。 しかし、私としてはやはり何とも言えない気分になる。 先日会社のある人が、目の手術をしたと聞いた。 それは本来白内障の治療のためだったらしいのだけれども、その過程でICLという術式を行ったという。 「ICL」とは、implantable contact lens(移植可能なコンタクトレンズ)の略で、視力を矯正するために目の内部に挿入する特殊な眼内レンズの一種です。 また、「フェイキックIOL」とは、ICLのような眼内レンズを使用した視力回復方法の総称です。フェイキックIOLに、ICLを使用する場合は、「ICL」が、術式名や視力回復方法そのものを示すこともあります。 この手術の利点として、角膜を削る必要がないこと。術後問題があった際も、レンズを取り外して再び手術が可能であること。等が上げられる。認可が下りたのは2010年、レーシックのほんのちょっぴり後ということなのだが。どうせならレーシックよりこっちの方を大々的にやってくれればよかったのに。そうしたら私もこっち受けたのになあ。まあ、眼鏡期間がちょっと延びることになっただろうけどさ。とりあえず。再生医療が発展して、私の削った角膜も修正し、改めてこちらの手術を受ければ今抱えている後遺症も何とか治療できるだろうか。そうなってくれないかな、そうなって欲しい。
by unnyo8739
| 2016-08-19 11:00
| 日誌叙情駄文
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