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もうすぐ娘は夏休みを迎える。 そうすると、私は当然ながら嫁も仕事があるため、娘を何処かに預けなくてはならない。 嫁が帰ってくる時間が、早くて午後1時半、遅ければ3時過ぎになってしまうため、留守番をするには少しきつい。そして預けるならばいっそ丸半日預かって貰う状況にしなくてはならない。 ちなみに去年は嫁が仕事を長期休暇という形で凌いだが、夏になる度そうなっては職場にも迷惑がかかる。 ということで色々調べた結果、自宅からは少し遠くなるが、預かってくれる施設を見つけたので利用することにした。 よくよく話を聞くと、娘のクラスメイトらもよく利用しているらしく、割と人見知りがちの娘ではあるがきっと大丈夫だろう。 何故そんな事を知っているかというと、先日学校の懇談会があり、娘の担任の先生と話をしていた際に話題になったからである。 聞けば、お泊まり会や料理を作ってみたりと結構色んなイベントをやっているようだ。 主催は市による社会福祉法人団体のようで、施設の担当職員が4名というのはちょっと心配な気もするが、結構昔からある施設のようなので、恐らく安心だろう。 うん。 この日、私は嫁より「今日懇談会があるんだけど、一緒に来る?」と誘われたので、「じゃあ顔を出してみるか」と思い、午後の仕事を休んでそれに備えることにした。 別に休まなくても、学校と私の職場は物凄く近く、その気になれば徒歩5分とかからずに到着することが出来る距離ではあったのだが、わたくし、最近また痔を煩ってしまいまして。 ちょっと便が固かったりすると、あっという間に水が真っ赤に染まるという始末。 絵的にも何とも言えないし、尻的にも非常に微妙なので、その辺の都合も兼ねて有休を使うことにしたのである。 あれなんだよな、私家でゲームする時も椅子に座ってるし、当然職場でもずっと座ってる。 絵を描く時なんかも当然座っているわけで、そりゃあ尻にも負担がかかるでしょうよという話で。 何度か病院に行って、都度薬を貰ってくるんだけれども、定期的に血が吹き出るようになってきている気がしてならない。 あまりに酷い場合は手術を要する場合もあるというのでちょっと怖い。 一応薬で対処できているうちは大丈夫とは思うのだが。 まあいい。 で、午後から家で待機し、いざ時間になったと思ったら嫁がこう言う。 「ちょっと体調が悪くて、悪いけど君一人で行ってくれないか?」 ということで、自分一人で行くことになった。 で、先生の言葉によると「非常にマイペースですが大丈夫と思います」とのこと。 ただ気になったことが「時々ぼーっとして動かなくなることがある」と言われたこと。 何だろう、病気か? 障害か? いや待てよ、ドクターK2読んでた時に、変に知識を持っちゃうと、ちょっとしたことであっても「もしかしたら重い病気じゃないか?」と思ってしまう症候群があるとかあったし、素人判断で色々考えるのは良くない。 でも一応調べてみよう。 と言う事で、簡単ではあるが調べてみた。 そして納得できた結論がこれ。 脳が回路を整理している最中である。 てんかんだの自閉症だの色々キーワードが出てきたりしたのだが、普段家にいる際にそのような状況になったことを見たことがないし、詳しく調べてみたところ、障害がある場合はもう少し違う反応になるようだ。 ぼーっとしていても、話しかけたりすればきちんと反応するようだし、パニックを起こす様子もないという。 ただ単純に空想に耽ったりでもしているんじゃなかろうか。 あるいは上記のように、脳回路の整理途中とか。 新しい経験や、どうしようもない状況とかいった、今までにない刺激に対する対処を自分なりのペースで行っているのではなかろうか知らん。 実際、以前に出来なかったことも、どんどん処理できるようになっているらしいし。 給食を食べる速度とか何とか。 そういえば「親がガミガミと子を責めるタイプだとボーっとした子になりやすい」というものもあった。 これも脳の回路が状況に追い付かなくなることから起こってしまう症状だろう。 矢継ぎ早に色々言われても、整理することが出来ずパニックを起こしてしまう。 その結果ぼーっとしたような状態になり、当人には応答も難しい状態になる。 感情的には恐怖だっったり戸惑いだったりと、その子の性格により様々な可能性がうかがえる。 この日、嫁が娘の宿題を見ている際に丁度上記のような「責めるような」話し方をしていたので注意をした。 嫁からすれば「何でこんな事がわからないのか、何度も説明したのに」という心理なのかも知れないが、当人には当人のペースでしか理解出来ないのだ。 その点を考えず、強い口調で理解を強いれば、まあ確実に、この場合宿題は「嫌悪」の対象になるだろう。 「怒られるから」「分からないから」と言ったモノが深く脳に刻まれてしまえば、今後それは「トラウマ」と呼ばれるモノになる。 で。 このとき私はゲームしてて。 嫁の怒り方があんまりにもあんまりだったので、つい大声を出して嫁を叱り飛ばしてしまったわけだが。 「私だっていっぱいいっぱいなんだよ」と、嫁に言われてしまい、罪悪感のようなモノを感じた。 だが、一応私の大声は彼女を落ち着かせることには成功していたようで、その後はとりあえず責めるような叱り方をすることはなかった。 これで私がゲームやってないで、最初から嫁と娘についていれば、もうちょっと経緯は変わったかも知れないが、過ぎたことは仕方あるまい。 しかし私も部屋の片付けに関しては、同様に責めるような怒り方をしてしまう事が多くあるように思うので、注意をしなくてはならいだろう。 他に気をつけることとして。 まあ好いた惚れたの関係上、私は娘よりも嫁の方に肩入れしやすい傾向がある。 親二人にガミガミと怒られれば、娘じゃなくても「面倒くさい」とかいった嫌悪の感情を抱くことになってしまうだろう。 これは結構無意識的に行ってしまうことなので、相当に気をつけねばならない。 話が大分戻って先生との話が、懇談会が終わった後、娘が学校で育てたというプチトマトだかミニトマトだかの鉢を持ち帰ったんだけれども。 瞬間的に訪れるデジャヴ。 あれ、私これ去年もやった気がする。 そして無駄に脳細胞は活性化し、それを思いだした。 去年も懇談会に行かないかと誘われたが、嫁が体調悪いと言い出して、結局私一人で懇談会に行ったんだった。 そして私が先生と話をした後、娘の育てた朝顔の鉢を持ち帰ったんだった。 えぇー。 来年は一緒に行くなり、あるいは嫁に任すなりしたいと思う。
by unnyo8739
| 2016-07-14 11:00
| 日誌叙情駄文
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