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私はラノベって読まないんだけれども、それでも最近はやたら「異世界モノ」とか言うのが流行ってるようで。 今日日に限らず、少年少女って言うのは常にして、変身願望を求めているモノなのだなあとしみじみ思う。 いや、最近はそれすら達観して、ただひたすら物語ではなくキャラクターを愛でるだけのラノベもあるみたいだが。 まあ、そういう時代なんだろう。 で、この異世界モノとかって言うと、大抵所謂ファンタジーの世界が該当するわけで。 日本が考えるファンタジー異世界って、大抵、ええと、何と言えば良いんだろう。 所謂現実世界では一般人の主人公が、無双してハーレムする~みたいな話ばっかりなのかなーと偏見を抱いているが、これが海外の異世界モノだったりすると、もっとSFな異世界だったり、あるいはダークファンタジーで、一般人とかすぐ死んじゃうような世界が広がっているイメージ…といった偏見がある。 いや、もっとシンプルに、アベンジャーズとかも、要はヒーロー同士の異世界モノって感じって捉えて良いんですかね? はよデッドプール観に行きたい。 で、本題なんだけども。 よく突っ込まれるけれど、例えばドラクエの勇者。 最初に王様からクッソショボい軍資金と武器を与えられて、「世界を救ってきてね」とか言われるわけじゃないですか。 で、「ダイの大冒険」的に、「勇者は世界を救ったら用済み」みたいな流れもあったりするわけじゃないですか。 あれなの? 少年勇者と訓練を受けた兵隊。 普通に後者の方が強そうな気がするけれど、何なの? 神の祝福的なモノがないと一般兵士は役に立たないの? つまり。 勇者は世界を救ったら用済みになるかも知れないわけですが。 王様とか、権力者が世界を救ったら、さらなる権力を得られるわけです。 哀れな捨て駒が偶発的に神の加護か何かで世界を救うのを期待するより、国を挙げて戦った方がいいんじゃないかな。 あるいは、王様が神の加護か何かで勇者になるとか。 いや、王様が戦わなくて、あくまで勇者が勝利を得たとしても、勇者を輩出した国家って事で、国家間で権力得られそうですよ。 その方が物凄くお得な気がするよ、僕。 まあ、どこかの国の皇帝の隠し子は、世界を救うために神のアバターになって石化しちゃったけど。 とまあ、そんな生々しい話とかは駄目ですかね。 が、ふと思い出したんだけど、やはり「ダイの大冒険」において、強大な軍隊を持っていたとある国の王様が「魔王やっつけたるわい」とか意気込んで、結局負けてダイに世界の運命を託す~みたいな話があった。 もう勇者って、勇敢な人じゃなくて、あれだ。 人の力を超えた超人か、あるいは化け物だわ。 少年漫画的にはそれでよかったんだろうけどね。 例えばメタルギアなんかは、ソリッド・スネークさんに世界の命運を賭ける~って話で色々物語が進んだけれど、結局もっと巨大な組織…国家の前には個人の力なんて及ぶモノじゃないって話だったじゃない。 まあ、その後のシリーズでは、スネークさん、巨大国家的組織を壊滅させちゃうけど。 っていうか。 ラノベとか言うけど、要は少年少女ジュブナイルなわけだから、あくまで主役は少年少女でなくちゃあならんのかも知れないけどさ。 もっとおっさんや国家、王様が活躍する本格ファンタジー小説ってもう流行らないモノなのかな。 絶対美少女()出さなきゃならないのかな、今の業界って。 でもスネークさんなんかは、きちんと、少年少女からおっさんにまで幅広くヒーローになってると思うんだけど、どうなのかな。 ポーランドだっけ? ウィッチャーことゲラルトさんなんかも、物凄く格好いいですよ? アダルトな感じとか駄目なの? じゃあルパン三世は駄目なのかな? という事で。 どうせ異世界モノやるんだったら、「ドリフターズ」みたいな感じのモノがもっと見てみたいです。 やっぱりヒラコーは天才だわ、間違いない。
by unnyo8739
| 2016-06-28 15:00
| 日誌叙情駄文
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