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先月の税金保険金ラッシュのおかげで、髪の毛を切りに行く金すら確保できず、クッソ長く伸びたモノを暑い暑いと言いながら放置していたのだが、今週ようやっと切りに行くことが出来そうだ。 いっそこの季節だけでも坊主にしてしまおうかと考えたりするが、まあ、それをやると方々からへのコメント返しが面倒くさいので、いつも通りの髪型に落ち着かせようと思う。 でもやっぱり通常より短く切っちゃってもいい気がするんだよなあ。 この湿度、この温度、本当にたまらないんだもん。 ということでジュウオウジャー。 ザ・ワールドの、「レベルが違う」強さに圧倒され、トラウマを抱えることになってしまった5人。 それはおじさんの、サイの着ぐるみを見ただけでも動揺してしまう程に重症。 「次こそ倒してやる」と息巻いて見るも…。 というのが今回のあらすじ。 ザ・ワールドは出てきたばかりというのもあって、出血大サービス的に強いわけで。 彼らはどうやってそれを乗り越えていくのだろうと思っていたら。 「俺は怖い!」 なんと。 恐怖を認めて自分のモノとし、新たな戦う力とするとは。 これは熱い。 ところで。 これ、大人の目線だと凄く熱いんだけど、子供の目にはどう映るんだろうか。 結構無様に負けちゃって、ヒーローに幻滅したりしないんだろうか。 あるいは、「頑張れ!」って強い気持ちで応援するようになるんだろうか。 その後、大和とザ・ワールドの一騎打ちとなるんだけれども、大和かなり頑張ってた。 圧倒的なレベルの差があるなかでも、必死に食らいついていく。 そういう姿勢を見て、子供はどう感じるんだろう。 少しでも多くの子供が、こういうヒーロー達から勇気や力を貰って、後生にまた新しいヒーローを生み出してくれることを願わざるを得ない。 仮面ライダーゴーストは。 タケル殿がどんどん人間離れしていく様を見て、嫁は「コウタさんは神様になったけど、タケル殿は仏様になっちゃうんじゃないかしら」と危惧をした。 確かにどんどん人間離れしていくタケル殿。 でも大丈夫、今の彼は人間じゃなくて幽霊だから。 人間離れした力は、人間の可能性の力。 それは誰しもが持つ力であり、幽霊のタケル殿がここまでやれるんだから、生きている人間はもっと強い力を持つことが出来るはずなのだ。 マコト兄ちゃんとアラン様、思いっきり苦戦してたけどな! 今回のエピソードは、女装してみたり顔に落書きされたりと、ちょこちょこギャグシーンが挿入されているけれど。 (ゴーストはフードつけてるから赤ずきんだったんだろうか?) 結構色んなメッセージが込められていて、観ていてグッと来る。 そのグッと来る感情は、大人になっている自分だから分かることなんだけれども、これ、子供はどう思うんだろう。 アラン様の落書き面白い、とか、タケル殿や御成の女装が面白いとか、そういう事の方がやっぱり強く印象に残るのかな? 前期平成ライダーは、何処か大人向けの話が多くて、ライダー同士でバトルしてみたり、まあ色々やっていて。 「これこそ現代の仮面ライダーなんだよ」みたいな感じで某プロデューサーだっけかが、すんごい頑張ってたようなんだけれども。 やっぱり私はライダーにしても何にしても、視聴者の主役は子供であるべきだと思う。 確かにトゲのあるライダーも面白いけれど、子供は、子供のヒーローになるべきライダーは、それこそ某プリンセンスの如く、「強く優しく…美しさはまあ追いといて、何だろう。…正義? 理不尽に怒り、弱者のために戦う事」これが最も求められている事柄であるように思うのだ。 ところで話は変わるけれど。 このゴーストを観ていると、どうしても仮面ライダーウィザードと話が被って見える。 ウィザードで出来なかったこと、やりたかったことを、今ここでやっているように思えるのだ。 そういえば最終フォームのデザインも何となく似てるし。 ムゲンとインフィニティーで。 似てない? そうかあ…。 ウィザードは「自分が誰かの希望になる」ヒーローとして戦っていた。 ゴーストは「誰にもある心をの底の希望を見つけ出してくれる」ヒーローとでも言った感じか。 違う? 私も上手く言えないんだけど。 魔法使いプリキュアは。 いよいよ一人最後に残ったバッティさん。 しかし彼はドクロクシー様に対して、「それは本当に存在するのか?」という不安を抱えていた。 が、今回東方不h…じゃなくて、きちんとドクロクシー様本人のお声と力を頂き、迷いを振り切った。 あれ、何かこっちの方がプリキュアよりもヒーローっぽくね? と言う事で彼は、スパルダ、ガメッツの杖を持った、最大の脅威としてプリキュアの前に立ちはだかる。 という事があったところで、みらいやリコがどうしていたかというと。 何かすんごいのんびりしてた。 いなくなってしまった校長先生を捜して、一休さんばりの屁理屈で大樹の頂上にある開かずの扉を目指す。 道中リコが自分の杖をすっぽ抜かしてしまい、無くしてしまったようにも思えるんだが、あの後ちゃんと見つかったんだろうか。 で、まあ3つの力を合わせたバッティさんとプリキュアが戦って、んで開かずの扉にくっついていたリンクルストーンも回収して、そして次回、また新しい冒険をするような感じになっているんだけども。 戦隊、ライダー共に、子供の目線はどうなんだろう、とか思いつつ観てたけれど。 プリキュアは、あんまり女児の為のアニメじゃないよね。 うん、今更だけど。 かといって単純に美少女萌えキャラとかそういう類のジャンルでもない。 きちんと成長や友情を描いている、少女向けの形をした、むしろ少年向けの作品なのだと。 でも少年は「プリキュア? それはちょっと…」となるだろうから、やっぱり大きなお友達向けの作品になってしまうんだろうか。 っていうか。 女児はプリキュアをどういう目線で観ているんだろう。 女の子は男の子に比べて、精神的な成長みたいなのが早い傾向があるから、「プリキュア頑張れ!」の時期って凄く短いように感じるのよね。 いや、全然とんちんかんなことを言っている可能性、凄く高いと自分でも分かるだけどさ。 ここ最近。 自分たちの視点で作品を観ることも勿論楽しんでいるんだけれども。 むしろ子供の目に映るヒーロー、ヒロインってどういうものなんだろうと思うようになってきた。 過去の自分が戦隊やライダーを観ていたとき、どんな気持ちだったんだろう。 娘は初代ライダーか何かで、幼稚園バスがショッカーに襲われるという状況を見たとき、物凄く怖がっていた。 大人から観たら「ショッカー何セコイ事やってんだよ」ってなるかもしれないけれど、製作が真に向けているのはやっぱり子供だと思うのよね。 子供向けの作品で、子供の心に色々残る物を作らずして、一体何を作るのかと。 「俺たちゃ、子供のために真剣に作ってるんだ。常に子供の目線に立つ事が大事なんだ」っていう誇りのようなモノを感じる。 そしてそれを観て、「子供向けすぎるから」と、当時子供よりちょっと上の目線だった人達が作ったライダーが前平成ライダーみたいな感じになったんじゃないかなと。 いや、全然知らんけどさ。 キン肉マンが面白いのは、変に色んな常識に囚われず、子供の心をグッと掴む事にたけていたからだと思う。 これこそ子供のためのエンターテイメントにおける黄金の精神なのではないか。 まあ。 そんな事はどうでも良いとして。 今週も楽しかった。 来週はジュウオウジャーがお休みで哀しい。 いや、すんごい良いところだから本当に切ない。 とりあえず次週を待つ。 待つ間に仕事したくないにゃん。
by unnyo8739
| 2016-06-13 11:00
| 日誌叙情駄文
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