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今朝電話を見たら、メールが二件入っていた。 基本的に届いたメールには、すぐ反応するのだけれど、 会社で振動のみにしたきりにしてしまい、放置していたものだから、 メールが届いた事に気がつかなかったようだ。 一件はたいした内容ではなかったのだけれど、 もう一件は、一見すると謎メールにしか読めなかった。 「短い間でしたが、お疲れ様でした」 差出人は関西の友人。主語も何もない。 もしかして遺書かと思ったが、これは労いの意味だろう。 いったいどういう意味なのだろうか。 謎は深まるばかりである。 私は悩んだ、とても深く悩んだ。 というのは嘘で、見た瞬間、何の事か分かってしまう私。 見た直後に返信する。 「またこっち来るんじゃねえかしら」 一言あれば十分だろうと思い、それ以上の文字は一切省く。 時折携帯で長文を書いてくる輩がいるが、私は大の苦手だ。 あそこまでちまちまと、よくもまあ書いてくる。 感心するより、呆れてしまう。 その後しばらくして、彼からまたメールが届いた。 どうやら意味は通じたらしい。 しばらく放置していたのだが、思い切ってそれに返信する。 「よくさっきのメールで意味がわかったな」 それに対して、 「そっちこそ。こっちのメールで答えてくるのは流石だわ」 あのメールで、意味が通じるとは思ってなかったのか、この人は。 だったら最初から通じるメールを送ればいいのに。 出社までの数分間の一コマであった。 私は言葉を素のまま取れないと言う習性がある。 常にその意味、裏にある本当の言葉を見ようとする。 今回も、謎メールの差出人と、その背景から、 一瞬にして、その意味を取り出す事に成功。 非常に意味不明会話を成立させた。 次からは、普通のメールでお願いします。
by unnyo8739
| 2005-09-21 15:52
| 日誌叙情駄文
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