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季節は歩みを止めることなく、もう時は3月と相成った。 皆様、いかがお過ごしだろうか。 私がウナギを離れること、1ヶ月半。たった一ヶ月とも思えるし 一ヶ月も、とも思うことができる。その体感は人それぞれであろう。 私個人としての意見を言うのであれば。 長かった、物凄く長かった。ほとんど日課と化していたウナギの更新。 それをとめるということが、いかに自分自身にとって、ストレスであったか、 まさに失ってわかるモノの価値。ああ、素晴らしき、あるものがそこにあることの幸せ。 ああ、ヌーPC様、万々歳である。 さあ、今ここに、私は帰還を宣言する。 どこかの軍人風にいうと、 「ソロモ(ry」 さて、今まさに私のこの目の前にあるPC様であるが、 これの購入には、激しい手間を生じてしまった。 なんといっても、私には、PCに関しての知識が皆無なのである。 世の中には、たくさんのPCがあるが、ぶっちゃけてどれがどう性能がいいのか ちっともわからなかったのだ。CPUがどうこう、HDがどうこうと もう恐ろしいばかりの高性能ですよと歌っているPCの広告を見ても、 それがどの程度いいものなのか、わからない人には、まったくの意味不明物体。 これこそまさに、猫に小判、豚に真珠というものであろう。 世の中の広告業者は、私のような無知な人間にも、もっとわかりやすく 説明するべきであると思う。 そう考えるとジャパネットってすごいとものなのだなあ。 と、まあそんな私であったから、PCを購入するということは、 まさに大政奉還、攘夷維新、クラークケントが、スーパーマンに変身するくらいの 凄まじい事柄だ。ホリエモンもやせ細るくらいの、大変なものだ。 初めて秋葉原を丸一日歩くという快挙をも成し遂げたし、 会社のPCで、背後の気配に怯えながら、物凄い勢いでPCの知識を得た。 そして結局最終的に、私の選んだものは、ネットでの通信販売。 ああ、素晴らしきかなインターネッツ。 そりゃ森首相もIT革命を推進するわけだ。 残念ながら、PCの知識はまったく身につかなかったのだが。 私の選んだPCは、ドスパラというところでの、いわゆるショップメイドとか言われるPCである。 いろんな人に話を聞いていると、ソニーだとかなんだとかという、 メーカー品よりも、こういうところのPCの方が、高性能だというのだ。 しかも安いとくれば、私でなくても食指をそそられてしまうだろう。 私の部屋は、サハラ砂漠のような素晴らしい部屋なので、 デスクトップPCを置いておけるスペースはない。 そのためノートPCを購入するつもりだったのだが、ノートは機能がいまいちと聞く。 そういう意味合いもあり、高性能で安くてノートなショップメイドは物凄く好条件なのだ。 ただ問題は、私のはPCの知識が皆無である。 性能はいいらしいのだが、何がどういいのか、ちっともわからなかった。 まったく身につかないこの面倒くさいPCに辟易する。 自分一人では手に負えないので、ラバーやら友人をこきつk 素晴らしい友人たちの助けの下、2月19日、いよいよ注文をした。 弟のマックから注文したのであるが、注文終了後の確認ページが 自分の主人以外に使われたからか、実に不機嫌だったマックにより 表示されることなくフリーズするという、恐るべき事態が起きてしまったものの、 注文終了のメールが届いていたことを確認し、胸をなでおろす。 マックは恐ろしい。まったくの気分屋である。 しかし彼らのスタイルは、物凄く格好がいい。 ああ、なるほど。見た目と性格の悪さは比例するのだなと痛感する。 メールによれば、だいたい到着は一週間後のこと。 丁度土日が到着日だ。素晴らしいことに、私は土日を配達希望日に設定していた。 神は私の側に立っていると確信した。 そして時は流れる。会社で激しく無能ぶりを発揮しながら過ぎること一週間。 いよいよ待ちに待ったときがやってきた。 これほどまでにクロネコヤマトが待ち遠しかったのは、未だかつてない。 鼻息を抑えながら休日の朝を過ごす。 「ピンポーン」 きたあああ。 私は支払いを代引きとしていた。金額にして20万弱。 こんな大金、銀行振り込みにして、変なところに振り込んでしまっては一大事だ。 私の汗でへにょへにょになった福沢諭吉がしかめっ面をした気がした。 小銭を落としながら支払いを終え、梱包をとき、いざPCを立ち上げようとしたそのとき。 なんとACアダプタの企画が違う! PC本体は棒が一本ささるようになってるのに、アダプタの方は棒が4本ついてるよ! 到着早々素晴らしい状態に見舞われる。私の神はろくでなしらしい。 即座にクレームの電話を入れる。初期不良以前の問題ではないか。 悔しいので何かよこせと言い、DVD-Rをもらう事とする。 長い、そしてつらい道のりであった。 素晴らしいアクシデントが連発し、神の存在を感じた。 改めて、私はここに帰還を宣言する。
by unnyo8739
| 2005-03-01 21:09
| 日誌叙情駄文
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Comments(2)
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