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そんなわけで、9月中旬締め切りの漫画をずっと描いているんだけれども。 何でこうもデジタル作業ってやりづらいんだろう。 アナログなら数秒で済むことをデジタルだと延々時間をかけないといけない。 いや、違うな。 デジタルツールの使い方が分からないばっかりに、時間ばかりが無駄に過ぎていく。 じゃあもうアナログでよくね、っていう話は私もそう思うんだけれども、OSをwindows7にしたことにより、今まで使っていたスキャナが動いてくれなくなるという惨事。 PCに取り込む術がなし。 コンビニでスキャンとか出来るんだろうか。 まあ行かないけど。 と言うことで、「ずっと放置していたら何時まで経っても使えないよ」と耳元で囁く声に納得し、頑張ってデジタル作業を継続しているのだが。 余剰に時間ばかりが過ぎていくよ、やったねたえちゃん。 しっかし。 絵っていうのは、何も考えずに気楽に描いた代物はそれなりの見栄えだったりするのに、物凄く気合を込めて描いた絵というのは異常なショボさになるという特性を持つ。 つまり余計な力がこもっている分、線がブレるって話。 気楽にさらさら描くメンタルを持つことも、もしかしたら上達への秘訣なのかもしれない。 漫画家の人とかは、もう日常的に絵を描いているわけなんだろうし。 そうなると、「描く」という一般人からは非日常な代物も、箸を使うのと同じくらいの無意識さで行うことが出来るようになるのかもしれない。 知らんけど。 それにしても。 私にこの現行を頼んできた友人は、実に絵を描くことや、描いた絵のキャラクターらに愛着を持つことが出来るようではあるのだけれども。 私は正直な話をすると、「絵を描く」ということは、確かに嫌いではない。 しかし、私の絵を描くというのは、電話中の暇つぶしにペンを走らせる程度の気楽さの上で行われるものであり、綺麗に、人に見せるようなシロモノを描くという意味での「描く」という行為は、どちらかと言うと「嫌い」「苦手」。 面倒くさいし。 だって面倒くさいし。 絵を見せることが恥ずかしいという概念はないけれども、面倒くさいのはやっぱり嫌い。 そして、キャラクターに愛着というか、まあそういう感情を抱くということは、私にはほぼないわけで。 好きだから描くのではなく、落書きの内容を思いつかないからその場にあるものを使っている。 こちらの概念のほうが強い。 私はね。 漫画は好きだけれども、キャラクターに特別な感情を抱くことはないのだ。 漫画は物語が全てである。 ゲームは物語も確かに含むけれど、ゲームとして面白いことが全てである。 キャラクターというのは、あくまでそれらを盛り上げるための脇役なのだ。 時々キャラクターあっての漫画、物語、映画というのもあったりするが、しかしキャラクターだけがあっても話は何一つとして進行しないのだ。 私にとって美麗なグラフィックなどといったものは、まるで食指が働くものではないのだ。 私にとって絵が好きだからこの漫画が好き、という事はないのだ。 と言うことで。 描くの面倒くせえー。 面倒くさい上に公的部分が微妙にアレで時間がねえー。 私的部分は出来れば確保しておきてえー。 でも頑張る。 約束だから。
by unnyo8739
| 2012-08-23 12:33
| 日誌叙情駄文
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