|
この日は歯医者に行く予定だ。 いつもよりちょっと早めに仕事を切り上げ、軽く歯を磨く。 歯医者に向かう直前も、やっぱり歯を磨いておくべきだと思う。 私は喫煙をするので、食後に歯を磨いたとしても やっぱりなんだか気になってしまうのだ。 電車に揺られ、自宅近くの歯医者に到着。 予約よりも、僅かに早くついた。名前を呼ばれるまで置いてあるマンガを読む。 ほどなく名前が呼ばれ、治療開始。 といっても、虫歯につめた薬の交換と、歯形を取っただけで終了。 思ったよりも早く歯医者での治療が終わってしまった。 歯の治療の前に食事を済ませておきたかったが、 そうすると予約の時間に間に合わない。 歯に詰めたものの味が、食事にもつきそうで、嫌だったが 空腹には勝てず、そのまま食事に出ることにした。 今夜はとても冷える、風が冷たいというよりも痛い。 さっさと帰ってゲームでもしようか、などと思う。 が、 「こんな日とかに、熱くしたお酒なんて飲んだら、うまいかしら。」 などという気持ちがもりもりと湧き上がってきてしまい、 ちょっと位なら良いだろうと思い、一人でのれんをくぐった。 何だかこれっておっさんみたいだなあ、などとも思ったが、 そんな細かい事を気にしていては酒は飲めない。 酒を飲もうと思うこと事態がおっさんなのだ。 一人で飲むというのは、意外とペースが早くなってしまうものだと痛感する。 少量であったにも拘らず、妙に酔いが回ってしまい ふらふらとした足取りで家へと向かう。 風が冷たい、しかし何だか愉快な気分だ。 ふと、昔のことなどを思い出す。 様々なこと、学生のときのこと、社会人になってからのこと、ゲームのこと。 踏切を待ちながらそんな事を脳裏に描いているうちに、 だんだん寒さが身に染み出してきた。 ぶるっとして、目と鼻の先となった自宅へと走る。 寒気を覚えてしまい、また風邪をひいてはたまらないと思った私は、 そのまま風呂に入ることにした。 こんな寒い日は、暖かくしてゆっくりした方が良いに決まってる。 頭を洗い、体を洗い、酔っている頭を覚醒させようとお湯を浴びる。 だが、これがいけなかった。 完全に悪酔い状態だ。 気分が悪い、風呂にのぼせたかと思ったが よくよく考えたら、酒を飲んだあげく、ちょこちょこと走ったりもしているのである。 布団に倒れこみ、そのまま寝倒してしまおうかと思った。 が、唐突に私はある事を思い出し、何故かそれに使命感を感じた。 「今日は裏の日だ…」 寝ているうちにそのうちよくなるだろう、そんな楽観的観測を抱きつつログイン。 LSに顔を出し、挨拶を済ませた後、経緯をざっと話す。 「もしかしたら寝落ちするかもしれません。」 先日も酒を飲み、思い切り寝落ちをしてしまった私。 先にその事を打ち明けておく。 裏というのは忙しいところだ、色々動いていたら目も覚めるだろう。 その時はそんな考えの元、最後までその裏に参加をするつもりであった。 が、唐突に遅い来る吐き気。 二度ほどトイレに駆け込む。 「meさん、今日は寝ていたら?;」 リーダーの言葉は果たして心配からか、それとも呆れているのか。 前者と取るべきだろうが、あまりの自分の情けなさから どうしても思考が後者に偏ってしまう。 申し訳ない、申し訳ない。 三度目の吐き気を覚えたとき、本日の裏世界は自粛する事を決意した。 もっと早くするべきだった気もするが。 そのまま倒れこむようにして寝る。 次に目を覚ましたら、午前2時だった。 にわとりだってまだ起きちゃいない。 再び眠りにつき、気がついたら今度は遅刻寸前。 ァ'`,、('∀`) ァ'`,、....
by unnyo8739
| 2004-11-26 12:31
| ゲヱムあのよろし
|
Comments(1)
|
ファン申請 |
||