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地球を飛び立って数年がたった。 地球でも宇宙進出が活発になり、最早国単位ではなく 星単位での交流が行われるようになったのである。 僕達も、新たな星との交流を求めて地球より旅立った。 そんなある日、降り立った星であった人々は、 他でも類を見ないような新しいタイプの人々であった。 彼らは体を持たず、精神のみが存在しているというのである。 非常に温厚、平和的な種族であり、僕達はあっという間に打ち解けた。 ただ彼らは物質を必要としないので、僕達には多少いづらい星ではあったが。 そのいづらさを察してか、彼らは僕達に、 「君たちも体を捨てて、精神体になればいいのに」 と持ちかけてきたのである。 僕達は驚いた、彼らも昔は体を持っていたというのである。 しかし、あることがきっかけで皆体を捨て、精神体のみの存在になったというのだ。 物凄く興味深い話だ、僕達はその経緯を詳しく聞いてみることにした。 「この星全土を巻き込む物凄い戦争が起きて、皆死んでしまった。 だけど、そのうちの何割かはこのように精神のみで生き残ったのだ」 こんな話を思いついたが、これ絶対何処かの誰かが思いついて、形にしてるだろうなあ。
by unnyo8739
| 2004-11-18 10:50
| 僕俺私小話
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