|
私はそれ程食べるものに対してこだわりというものを持っていない。 と言うのが自分の中での定説だったんだけれども。 実際の私といえば、食べ物に関してやたらうるさい人間である。 と言っても、美味い不味いといった単純なものではない。 そもそも私に好き嫌いというものは殆どないので、大抵何を食っても美味いという。 美味いというけれど、更にそこから文句っぽいものを言ってみたりなどと、実にウザったい事この上ない。 同様にウザそうな山岡さんは、まだ自分がもっと美味いものを作ったり知っていたりするから、まだマシ……でもないか、まあ許せないけど説得力はあるんじゃないかしら。 しかし私はそんな実力など皆無なわけで。 美味いけど自分好みかそうでないかが全てとなる。 要はただの我侭なのだ。 まあ、無駄に前置きが長くなったけれど、今回の話は特にそれに関係することじゃないわけで。 いつものことなので別にいいか。 と言う事で、私は食べるのが好きな人間である。 いや、食べること自体が好きなのではなく、美味いものを食べるのが好きなのだ。 酒があれば尚良いのだが、別に酒だけでも良いと思えてしまったりするので除外する。 本日は嫁と娘が外出しており、昼食は外食で済ますことになっていた。 ここで考える。 はてさてどうしよう、何を食うか。 大抵行きつけのラーメン屋にて話を終えてしまうのだけれども、そこにはもう行ってしまった。 週の初め頃に嫁が所要で出かけることとなり、外食で済ませてくれと言われていたのだ。 週に2回も同じ店で飯を食うのは……別に問題ないのだが。 いや、「美味い」と分かっている店なら安心して行けるわけじゃないですか。 敢えて別の店を開拓するのは、心を挑戦者のテンションにしなければならないわけだし。 が。 折角だったらたまには別のところに食べに行ってみたい。 今日のテンションは挑戦者だったようだ。 果たしてどの店に飛び込んでみようか。 私は普段から美味そうな店をリサーチしているわけではない。 そして新しい店に行こうと考える際も、何処に行くかとリサーチをしようとは考えない。 行き当たりばったり。 これにこそ発見の喜びがある。 口コミ情報とかを集めて店を決めるような、そんなヘタレな店の選び方など、全く美学がない。 ふらふらと街を歩き、何となく決めた店に飛び込む。 それこそが探索の楽しみ方なのだ。 と言う事で。 今回入ったお店は何か古そうなカレー屋さん。 カレーの匂いがいい匂いだったので飛び込んだのだが、カレーはやはり反則だよなあ。 メニューを見てみると、カレー専門店だけにカレー。 肉系カレーと野菜系カレー、あと海産物系の三種。 ちなみに野菜系の方が肉・海産物系より高い。 具体的に言うとカツカレー750円に対し、ナスチーズカレー930円。 今日日の野菜は高いのかしら。 更にメニューを見ると、カツカレーのカツのみ注文といったことも出来るようだ。 エビフライとか美味そう。 というわけで。 今日の注文はナスチーズカレー。 ほうれん草のカレーと悩んだけれど、何となくこちらをチョイス。 おお、うめぇうめぇ。 カレーのルーは所謂汁状のものではなく、ああ、何と表現すればいいのか。 ペースト状というか何と言うか、まあそんな感じ。 カレー屋のカレーというよりは、洋食屋のカレーといった感じか。 まあ何だか分からんけど美味い。 が、熱い。 口の中を火傷した。 このくされチーズ風情が。 ちなみに200円増しにすれば大盛りになるという。 グラムで言うとどれくらいかと聞いたところ、通常サイズが250グラム。 大盛りだと200グラム増しの450グラムとか。 私は腹が減っていたのでトチ狂って大盛りにしてみたのだが、最後の数口で死にかけた。 やはり無理をするべきじゃなかったか。 胃袋のサイズをもっと把握しなくてはならない。 ああ。 何かもっと色んな店とか回りたくなってきた。 お金があればなあ。 3,500円のランチとか食ってみたいなあ。 お金があればなあ。
by unnyo8739
| 2011-03-31 17:14
| 日誌叙情駄文
|
Comments(2)
|
ファン申請 |
||