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嫁のストレスがやばそうだったので娘を連れてお散歩に出かけてることにした。 娘は嫁が目の前からいなくなると不安を感じるようだが、自分自身が嫁の元から出かける分には大丈夫らしい。 娘の機嫌をとりながら着替えをさせ、次は嫁の機嫌をとりつつお出かけセットの準備をする。 両方やらなくちゃあいけないのが私の辛いところだな、覚悟はいいか? 私は出来てる。 と言う事で、特に何処へ行くと決めないまま娘と二人で家を出る。 果たして何処に向かべきか。 また実家の方へと行ってみるかしら。でも何度も行くのも困るだろうな。 公園に行くとか色々考えた後、最初に向かったのは商店街にあるペットショップだった。 家からそれほど遠くないし、アーケード内は車が通ることもなく安全だ。 加えて娘は最近動物の名前をたくさん覚えていたりすることから、動物に対しての興味は深くあるに違いないと推測。 やはり生き物との触れ合いは、心を豊かにする。 もう少し暖かくなれば動物園に行こう。 だが今日はペットショップで。 ペットショップの臭いは苦手なのだけれども、娘はとても喜んだので良かったと思う。 猫は少なくほとんどが犬だったが、まあ犬のほうが人懐こい感じがするので、子供には良いかも知れない。 ケースに入っている犬たちを見て若干興奮気味の娘。 だが、ペットショップ奥へと入ってみると、ケース(ケージ?)が開いており、黒い大きな犬が顔を出していた。 私は犬の種類をよく知らないから何という犬かは分からないけれど、まあ人懐こい感じの犬。 娘は流石に怖がっていた感じで、中々近寄ろうとはしなかったけれど、しばらく眺めていたら段々慣れてきたようで、撫でこそはしなかったものの、最初よりだいぶ近づくことが出来るようになっていた。 微笑ましい。 が、臭い。 ペットショップでしばし時間を潰した後、再び何処へ向かうかと困る。 公園に行くのもいいが、外の風は少し冷たい。 屋内で遊べる子どもの施設は、ここからだとそれなりの距離がある。 果たしてどうしたものだろう。 大人の足であれば、せいぜい20分も歩けば到着するが、子供を連れてだとどれくらいかかるだろう。 果たして娘は耐えることが出来るだろうか。 でもだからと言って歩かないというのも運動不足になりかねないし。 しばらく考えた後、結局その屋内施設へと向かおうと決意する。 が。 今になって思えばやはり無理をするべきではなかったかも知れない。 到着したのは結局歩き出してから一時間も経っての事だった。 途中だっこなりをして、彼女の足を休めてはいたが、娘は目的地へ到着する前に既におつかれ状態。 こんな状態で遊ぶことなんてできるのかなあ、すぐ眠くなっちゃうんじゃないかなあ、などと思っていたがしかし。 屋内にある三輪車を見た瞬間テンションの上がる娘。 現金な奴。 しかし残念なことに、娘より歳の上の子がそれらを占拠していた。 まあそれくらいの歳の子にあてがわれたものだしなあ。 娘には少し早い代物だ。 と言う事で、別室の1~2歳くらいの子が対象の部屋へと連れて行く。 早速積み木やらぬいぐるみを出して遊びだす娘。 でもこれも今になって思えば、もっと他の子とかその親の人とかとコミュニケーションを取るべきだったのかなあ。 けれどその時の私は疲れていて、そこまで頭が回らず休んでしまっていた。 それが目前にあるチャンスを自ら蹴ったように思えて、どうも心にもやもやしたものを残す。 小一時間ほど遊んだ後帰宅の途に着いたのだけれども。 やはり一時間ほど歩いたことは、そしてこれから一時間歩くことになったことは、娘の体に深く疲労を残してしまったらしい。 翌日より鼻水が大量に垂れてくる。 軽く風邪のようなものを引いたか。 せめて私が車の運転でも出来ればもう少し色々連れていってやることが出来るのだが。 けれど私と娘を同時に失ってしまえば嫁の心が壊れてしまいかねない。 わざわざ危険なことをする必要はないだろう。 私の運転技術は相当に酷い。 子供との時間は決して楽しいだけのものではない。 一時も目を離せないと言うことは、とても疲労することだ。 一緒に遊ぶとなれば更に疲労の度合いは強くなる。 毎日娘と一緒にある嫁の疲労は相当なものだろう。 出来る限り私もサポートしたいが、しかし私は虚弱体質だった。 この先更に娘が成長すれば、もっと疲労が蓄積するのか。 あるいは自立が進んだということで楽になるのか。 定かではないが、まあ健康に育ってくれれば良しとする。
by unnyo8739
| 2011-03-07 15:37
| 娘観察日記。
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