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ここ最近ずっとFF14をやっているのだが。 このゲームから得られるストレスは非常に高い。 でもプレイしている私は一体何なんだろう。 何だかんだ楽しんでいる私は何なんだろう。 さっさとバージョンアップしてまともなゲームにしろよ、などと怒りつつ必死にランクを上げたりしているのは何故だろう。 人は時に本意と逆の行動を起こす。 まあそれはそれでどうでもいいんだけれど。 ここ最近激しく悶々とするのはお絵描きについてである。 『上を見たらキリがない、下を見ても仕方ない。真っすぐ前だけ向いて進め。後は時々思い返すだけで良い』 等というけれど。 いや、言わないか。 だって今私が考えた言葉だし。 でもまあ良く言われる言葉に付出しをしただけだから、よく言う言葉と考えても問題ないだろう。 ところで「私が向いている方が常に前である」などという言葉があるが、進行するべき方向と逆だったり、見当違いだったりしたら、いくら前向きでも空回りだよね。 私は別にプロになろうと思っているわけでもない。 まあ過去にはそんな思いを抱いたことは否定しないけど、兎に角、絵で飯を食おうなどと考えているわけではない。 しかし絵を描くということに関しては、前向きでありたいと思っている。 何故か。 それが趣味だからだ。 趣味は所詮趣味であり、競争意識を持ったり必死に技量を磨くものでもないけれど、しかし。 興じているからには楽しみ、かつ上達したいというのが本音である。 いや、むしろ趣味の場合は上達することが楽しみなのかも知れない。 技術の上達よりも、兎に角誰かに自分の、絵であるとか漫画であるとか、そういったメッセージを届けたい。 そのような情熱を持った人間こそプロになるに相応しいのだと思う。 私は枯れてしまった。 そんなネガティブな話はどうでもよくて。 最近その上達することによる楽しみを見出せないでいる。 旗から見れば、普段の私と何一つ変りないのだろうけれど、筆を動かしている自分の、脳や筋肉は不満を訴え、しかもそれが尽きないのだ。 「これじゃあない、こうじゃない、もうやってられない」 何という現実逃避。 私がFF14にかまけているのはこんなところに原因があるのではないかと推測せざるを得ない。 あー、何か超絶上手く絵が描きてぇー。 そんで色んな人に見てもらって自慢してぇー。 俺上手いだろ的に天狗になりてぇー。 熱情には欲望を伴わなければ価値がない。 欲望なくして上昇はないのだ。 純粋に技量を磨く事が出来るのは、少年と仙人だけである。 大人は汚いのだよ。 ああ。 あの頃の私に戻りたい。 少年時代の、無心で絵を描いて、それを楽しんでいた私に。 半分欲望にまみれてたけど。 人に見せて喜んでたけど。 あれ、少年も純粋じゃなくね? とりあえずFF14するかー。
by unnyo8739
| 2010-10-26 10:05
| 日誌叙情駄文
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