|
そんなわけで、何かと大変で過労により倒れるまでに私を追い詰めてくれた 結婚式が、明日行われるわけで。 正直な感想は、「ああ、やっとクソめんどくさい式典が終わる」というもの。 正直「楽しみ」であるとか「二人の記念」などという考えは露もない。 私は式典が嫌いなのだ。型にはまったモノが嫌いなのだ。 従わなければならない事に激しく憤りを覚える、そんなタイプの人間なのだ。 あくまでマイペースを貫き通す、っていうかそれしかできない、それが私。 マイペース故の自己完結。マイペース故の危機管理の少なさ。 いいじゃないか。世界は私を中心に回っている。 何故なら、私という知覚が世界を認識して初めて私が世界にあることを証明できる。 私が消えてしまっても、世界は在り続けるのだろう。 だが私がそれを認識できなければ、世界の存在など証明できようがないではないか。 そのくせ幽霊話や未確認生物、宇宙人話が好きだったりするものだから、 まったくもってご都合主義としかいいようがないのだけれども。 続きを読む。 #
by unnyo8739
| 2006-06-30 15:08
| 日誌叙情駄文
|
Comments(2)
私は歌うのが好きだ。 あまり上手じゃないんだけれど。 頭の中で曲を流し続ける。 だんだんノリノリになっていく。 身体がちょっと動いたりして超ノリノリ。 知らない人が見てたりしてもうね。 風呂場でも歌う、ひたすら歌う。 でも歌詞忘れたりして悶々。 同じフレーズだけ歌う。ひたすら歌う。 あれだけ歌ってても、未だに曲を覚えてません。 よくあること。 よくあること。 #
by unnyo8739
| 2006-06-29 19:05
| 日誌叙情駄文
|
Comments(2)
出井氏の休日。 VII 「えっ?」 意味が分からなかったのは宮氏だけではなかったようだ。 メイドロボはその言葉に戸惑うような表情をすると、脱力するように動きを止めた。 「あの、今のどういう意味……?」 ぽつりと呟いた。 「どうもこうもあるかああ、お前を作ったんはこの俺やて言うたんじゃぼけー!」 出井氏が叫ぶ。それを聞いたメイドロボは、しばらく動きが止まったかと思うと、 「えええ! あああ……、ううう」 と、唸り始め、ついにはその場に座り込んでしまった。 俯いたり、虚空を見上げたり、頭をかいたりぶつぶつと小さく唸ったり。 そしていよいよ出井氏に視線を向けて一言呟いた。 「……ええと、あなたがわたしの、その、おとうさん?」 上目使いに覗き込みながら、出井氏の答えを待つメイドロボ。 空気が一瞬で変わった。張り詰めていた空気が一気にしぼんでいくっていうのは、 ほんまにあるんやな、と宮氏は思った。 ――沈黙。 何ともいえない間。先程とはまるで違う意味での緊張感が漂う。 メイドロボは出井氏の答えを待っている。宮氏もまた彼の答えを待っていた。 出井氏は何処か照れたような顔をして俯いたかと思うと、すっとメイドロボを見つめて言った。 「シミル……」 「ちょ、なんですかそれ、どっか痛いんですか」 宮氏が突っ込む。 「アホ、あいつの名前じゃ。『C-MILFAS』やからシミルでええねん」 「……もうちょっとまともな名前つけられへんかったんですか」 出井氏の裏拳が宮氏の顔面に直撃した。 #
by unnyo8739
| 2006-06-29 17:39
| 僕俺私小話
|
Comments(2)
|
ファン申請 |
||