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ニュースを見ていたら、シルバーウィーク中4割の人が自宅で過ごしたとか。 そりゃあそうだろうなと思う。 だって今まで無かった連休なんだもの。 私なんて9月のカレンダーを見るまで連休があった事実を知らなかったくらいだ。 きっと私のような暢気な考えで居た人が多かったに違いない。 冗談はさておき、今更シルバーウィークの話をするのもアレなんだけれども。 連休は「結婚式があるから」と大阪から戻ってきた友人と、同じ街に住んでいるのにちっとも連絡を取り合ってないもう一人の友人と計三人で遊んでいた。 二人とも実に久しぶりに顔を合わせた形となる。 前に一緒に飯を食ったのが1年くらい前になるんじゃないだろうか。 中学・高校時代は毎日のように遊んでた友人だったのに。 特に、うち一人に関しては同じ街に住んでいるんだから、時々連絡を取って遊んでてもよさそうだったのに。 気を遣ってどうこうする仲でも無いように思えるのに。 時間が流れる中で、色々と壁でも築いてしまったんだろうか。 結婚とか、子供が生まれた事とか。 何だか切ない。 とりあえず腹ごなしという事で、何処に行くか適当に意見を交換した結果、焼き肉を食いに行く事になった。 そんなに高い所に行く事はないだろうと友人の一人に連れられるまま足を運んだのだが、想像していたより倍程高い所に連れられてしまい腰が抜けそうになる。 一応金を持ってきてはいたけれど、まさかこんな所に連れられてしまうなんて。 想定外の状況。 こいつらもしかして金持ちなんだろうか。 が。 ほとんど肉を食う事もなく、かつ酒を飲む事もなく食事終了。 焼き肉は胃に重たいと言う事で、私達も歳を取ったなあと言うべきなのか。 それともただ単に値段に驚愕して遠慮しただけなのか。 とりあえず三人で1万2千円と言った所で終了。 財布から金を出そうとした所で「今日は俺がおごるぜ」との神の言葉を頂く。 とりあえず2千円程引き抜いて神に押しつけた。 その後適当に飲み直すかと話していたのだが、目的の飲み屋が休みの札を出しており足が止まる。 どうしたモノかと話しているうちに雀荘を発見。 折角だから遊んでいくかと件の雀荘へと足を向ける。 適当に負けて場所代払うかなと思っていたら、肉をおごってくれた神とは別の友人の一人負けとなり、結局私は場所代すら払うことなく終了。 このままでは私一人だけまるで金を使うことなく美味しい所だけ頂いた形になってしまい、実に申し訳ないとの気持ちから神の家までのタクシー代を出すと申し出た。 そんなわけで、その日はそのまま友人宅に泊まり込んだ訳なんだけれど。 何か三人でゲームをしていたりすると、まるで中学・高校時代に戻ったような感覚がして、何とも居心地が良かった。 腐れ縁のWと一緒にいる時とは別の感覚。 Wの場合腐れ縁過ぎて、一緒にいる事が当然のように思えてしまう。 昔を懐かしむ感覚。 昔の自分に帰ったような感覚。 そして同時に襲ってくる自分が歳を取ったのだという強烈な認識。 切ない。 青春小説の一ページをそのまま切り取って叩きつけられたようなそんな切なさ。 ああ、彼らとはずっと一緒に遊んでいたけれど、今はこうやって時々会う程度になってしまった。 それは即ち、自分たちはそれぞれ別の道を歩んでいるんだ。 もうあの頃のように寄り添うようにして過ごした時間は過ぎ去ってしまったのだ。 そんな風に考えたら物凄く寂しくなった。 ならばまたあの頃のようにもっと一緒に遊んだりすればいいじゃないか。 まだ修正する時間は山程あるはずだ。 寂しさを感じる暇があるならもっと行動を起こすべきだ。 とか。 色々考えたりしたんだけれど、神の家にあったPS3ソフト「ガンダム戦記」を夜明けまでプレイしているうちに、その寂しさもどうでも良くなってしまい、とりあえず目先の敵が倒せない現実と戦うようになる。 所詮私はそういうタイプの人間である。 と言うわけで。 イフリート強すぎだろ、修正されろ。
by unnyo8739
| 2009-10-01 18:37
| 日誌叙情駄文
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