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何でそんなモノを見ようと思ったのか分からないのだが、先日所謂グロ画像というモノを見た。 と言っても悪趣味なそれではなくて、事故などで血だの死体だのが映っているというそれ。 厳密に言うとグロ画像とは違うのかも知れないが、まあ余程のそれでは無い限り好き好んでみるようなモノではない事は確かだ。 そんな画像から改めて思う事ではないのかも知れないのだが、改めて死について考えさせられた。 人間いつ何時死が訪れるのか分からないのだ。 まあそれはそれでいいんだけれど。 先日嫁がネットを見ていた際、「木村拓哉のミスターブレインっていうドラマで血の描写を見た時、気分が悪くなったりする人がいるんだ」と呟いていた。 私は件のドラマを観ていないのでどの程度の血の描写がされてあったのかは分からないが、その言葉を聞いた時思ったのが、「ドラマ程度の血の描写で気分が悪いとかどんだけ温室育ちなんだ」と。 だったらあれか、そりゃ確かに気分のいいモノではないかも知れないが、ちょっと転んで膝に血が浮かんだ際、それを見て卒倒とかしたりするんだろうか。 人間怪我をすれば当然のように血を出す事もあるというのに、いちいちそんなモノに反応してたらきりがないと思うのだが。 夢の国にいるわけじゃないんだから、そんな当然の事をグロいだとか何だとか言っている方がおかしいと私は思う。 まあ、そうは言ってもグロいモノはグロいけど。 それはそれで別にどうでも良いんだけど。 もっとどうでもいい話なんだけれど、私は非常に鼻の粘膜が弱いらしい。 ちょっとした事で鼻血が出る。 だらだら止まらない勢いのレベルから、ティッシュの先に僅かに血が滲んでるな程度まで。 大人になった今のレベルでも結構出ている方だと思うのだが、子供の頃は今に輪をかけて鼻血の出やすい体質であったように思う。 あまりに頻繁に鼻血が出るモノだから病院に通ったこともあるくらいだ。 結局何の治療もしなかったんだけど。 そんな訳で私は鼻血に関しては非常に耐性のある人間、いや、耐性がないから鼻血が出るのか。 いやいや、そうじゃなくて、つまりこうだ。 私は鼻血を見る事、出す事に耐性のある人間であった。 小学生低学年の頃、ふとした拍子に鼻血が出てしまった事があったのだが、その頃から既に鼻血に対して耐性のあった私はせいぜい「またかよ」程度の認識しかしていなかったのだけれども、周りにいる他生徒やら先生の方が軽いパニックを引き起こしてしまったという事を記憶している。 「落ち着いてね、泣かないでね」と必死になだめられていたが、当時の私は「何を落ち着くのか、何で泣かないといけないのか」と冷静にモノを見ていた。 「むしろお前が落ち着け」と言わなかったのは子供であるが故か。 今の私ならまず第一声にそう言うだろう。 まあそんなわけで、割と血に対して耐性があるんじゃないかと思う私であったが。 先日子供を連れて散歩に行った際。 ベビーカーの中ですっかり眠ってしまった子供。 眠っているならまあいいかと子供から目を離した私。 後少しで家に着くと言うところで子供が目覚めたのでふとその顔を覗いてみたのだが。 何か左手が血まみれなんですけど。 どうやら眠っているうちに耳を引っ掻いてしまったらしい。 加減の効かない子供にはよくある事なんだけれど、流石の私も驚いた。 思わず声が出そうになった。 うん、子供が血を出してるとパニックになるモノなんだ。 あの時の先生の心情が何となく分かったように思う。 純粋に心配されてたんだなあ。 焦りを通り越して軽いパニックになる位に。 とりあえず赤子の爪はきちんと手入れしようと思った。
by unnyo8739
| 2009-06-25 16:43
| 日誌叙情駄文
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Comments(2)
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