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私の会社のすぐ近くにコンビニがある。 朝、飲み物などを買うためによく利用しているコンビニだ。 ほんとに会社の目の前にあり、昼になると、弁当などを購入する為に 大変な人でごった返している。 非常に成績の優秀なコンビニなのであろう。多分。 やはり、コンビニ、いや、店の成績を決めるのは その場所、立地によるものだなと痛感する。 私も出社前にそのコンビニに寄るわけだが、朝というのはいつも時間がない。 朝の5分は、昼の5分とはまったくもって感覚が変わるという。 ものすごく貴重な5分なのだ。 そんな貴重な5分を用いているというのに、レジに見られる長蛇の列には 我ながら恐ろしいほどの殺意を抱かざるを得ない。 その物凄く貴重な時間の3倍を浪費して、 二度寝をしてしまう私は堕落しているのだろうか。 コンビニが混んでいたりすれば、その5分により遅刻してしまう可能性もある。 その結果、その日一日飲み物なしで過ごさなければならなくなることもある。 いや、会社に飲み物はあるのだが、このクソ暑いのに 熱いお茶などをすする気にはならないのだ。 冷たく冷えたお茶を楽しむためには、この関門を乗り越えなければならない。 その意気込みたるや、まさに猪突の如し。 人の少ないレジを発見したるや、鬼の形相で突っ込んで行く。 コンビには人を鬼に変える、地獄の入り口であったのだ。 そんなわけで、コンビニへ行くわけであるが そこである店員に目が行ってしまった。 物凄くてきぱきしているのである、まるで何かに追われているかのように。 物凄く手が早い、何故にそんなに焦っているのだろう。 そして手も早いが、喋りも早い。 せっかちなのか、せっかちなのか。 こちらとしては、非常にありがたいが。 何故なら、彼の他の店員の対応は遅いことこの上ないのだ。 彼の速度を5とするなら、他の店員は1の速度だ。 新幹線と、自転車だ、銃弾とかたつむりだ。 それくらい他の店員の手が遅く感じる。 どうして一人しか並んでいないのに、隣の3人並んでいるレジが先に空くのか。 そして、その空いたレジには、件の店員がいたりするわけで。 こうなると、どうしてもその店員にレジをやってもらいたくなるわけである。 何度も言うが朝の5分は貴重だ。 で、ある日いつものように彼のレジに私は並んだ。 その日私はサンドイッチとお茶を手にしていたのだが、 せっかち店員さん、サンドイッチちょっとへこんでるよ!! 素早いことは素晴らしい、しかしやりすぎはよくないということだ。 何事もリラックスし、のびのびとやることも重要なのだ。 中間の速度の店員が欲しい。
by unnyo8739
| 2004-08-10 12:49
| 日誌叙情駄文
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