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今日の事だ。 子供のぐずる声で目が覚めた。 時刻は午前三時半。 嫁が半分泣きそうな声で子供をあやしていた。 私はそれをしばらく見ていたように思うのだが、気がついたら再び眠りについていた。 そして朝となりベッドを見てみると、私の隣に嫁が、その隣に娘が口を開けて眠っていた。 疲れ切った顔をして眠る嫁とは大違いの、全く気の抜けた顔だ。 まさに親の苦労子知らずと言ったところか。 私が赤子の頃もこんな感じだったのだろうか。 そう思うと母には頭の下がる思いだ。 そして同時にそれをリアルタイムで行っている嫁にも頭を下げなければならないだろう。 全く持ってお疲れ様であります。 しかしそうは思いつつも、私は彼女にたいしてそれほどフォローをしていないように思う。 罪悪感を感じざるを得ない。 ネットなどを見て調べてみると、こんな事が書いてあった。 1~2カ月の赤ちゃんが泣くのは、空腹やおむつが汚れて気持ちが悪いなど、主に生理的に不快な状態を訴えてのことです。しかし、徐々に赤ちゃんの心が発達するに従って、甘え泣きや自分の欲求がうまく通らないときのイライラ泣きなどが始まってきます。「3カ月コリック」または「夕暮れ泣き」と呼ばれ、夕方の1~2時間、まるでおなかが痛いかのように、はげしく泣き続けることがあります。 なるほど。 今までは生理的な状況から泣いていたりしたのだが、これくらいの時期になるとそれ以外の状況でも泣き出してしまう事があるようだ。 生理的な状況で泣き叫ぶのならば対処のしようもあるのだが、流石にそれ以外となると察するのが非常に難しくなる。 先にあったサイトにはこの様に続きが記してあった。 この「3カ月コリック」の原因はよくわかっておらず、お母さんが手をかえ品をかえしてあやしてあげても泣きやまないことが多いのですが、効果的なのはお散歩です。 原因はよく分かっていないとかカオス。 対処のしようがないじゃないか。 まだ意思表示をする事が出来ない子供の心を察するなんて、超能力でも使わない限り不可能だ。 対処として効果的なのが散歩だとあるが、流石に深夜に散歩に連れ出すのは色々と難しい。 私の家の場合、夕暮れ時には既に風呂に入れて寝かしつけ始めている頃であるし。 ここは一つ私が気合いを込めて深夜に子供を連れ出してその辺を回るべきなんだろうか。 でもそんな事をしていたら、「こんな時間に子供を連れて外に出るとかあり得ない」などと言われてしまいそうだ。 どうすれば嫁の負担を軽くする事が出来るだろう。 疲れ切った嫁の顔を見るのは余りにしのびない。 私に出来る事があれば、それが出来るかどうかは別として、何とか力になりたいと思う。 まあ、思う事は思っているのだけれど、本当にそれを実践するかはまた別の話なんだけれど。 私もまた精神弱々しく体力貧弱な一人の普通の人間でしかないのだ。 何。 普通、以下だと……? まあそんなこんなで。 私もそれなりに何かするべきなのだろうが、実際の所彼女の手を煩わせてばかりのように思う。 男というのが得てしてこういうモノである、というのならばともかく。 私自身の人間性が否定されかねない事を言われてしまうと、今度は私自身が大きくへこんでしまい、更に彼女にたいして負担をかけてしまいかねない。 とりあえずなるべく自分に出来る事は率先してやっていこうかなとは思う。 まあ、思うだけになる可能性も否定できないんだけど。
by unnyo8739
| 2009-05-15 16:30
| 娘観察日記。
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