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先日友人のMと電話をしたのだけれども。 曰く、本は出来るだけ読んだ方が自分の為になるよなあ的な話をしたわけで。 以前東京にいた頃は電車での通勤途中に色々と本を読む機会もあったのだけれども、今の自転車通勤での生活においてはなかなか意識しないと本を読む機会というのは巡ってこない。 恐らく東京にいた頃に比べて、私の読書量は十分の一程にまで落ち込んでしまったのではないかと思っている。 それどころか本屋に行く機会もかなり減ってしまったように思う。 今現在の生活を振り返ってみると、大体寝転がってネットで動画を見ていたり、何かを検索していたりしているばかりであり、そんな中で本を読む機会と言えば、せいぜいトイレに漫画本を持ち込む程度の物でしかない事に気がつく。 トイレに本を持ち込む事に関して諸々の意見が出そうであるけれども、トイレという空間で本を読むと妙に集中が出来てしまう物なのだから仕方がない。 それに私が子供の頃、父親がトイレにて新聞を読んでいるのを見て「不衛生」であるとかそう言う概念などを抱くことなく、トイレでは本を読んでいいのだと思い込まされて育った私にとっては、今更トイレで本を読む事に全く抵抗など無いのだ。 さておき、確かに本を読む事で得られる物は多々とあり、私のように時折創作などに励もうかという人間にとっては、それは重要なファクターであり、もっと率先して行うべき事であるのはあきらかであるのだがいかんせん。 意識して尚本を読む事よりも動画などを見てくつろぐ方に時間を使ってしまう生活に浸りきってしまい、なかなかに意識改善をしていく事は難しそうである。 私は何度も書いてきたのだけれども、怖い話関連の本を集めるのが趣味である。 今も本棚の一列は怖い話で埋まっていたりして、嫁から非常に顰蹙を買っていたりするのだけれども。 それとは別によく集めてくる本として心理学の本がある。 心理学とは言った物の、私はそれほど学のある人間ではない。 本格学術的心理学本を読んだところで全く理解できないだろう。 ここで言う心理学というのは例えば「ちょっとしたしぐさから相手が何を考えているか見抜く」であるとかそう言う類の、所謂心理分析とか言うジャンルである。 これらを読んで身につくのはせいぜいお座敷芸程度に相手の心を想像する程度の能力でしかないのだけれども、例えば創作を行う際にキャラクターの心理を表現するのに実に効果的であったりする。 尤も私の場合、友人らをからかう為にその知識と能力を活用する事の方が多いのだけれども。 まあそれが実際に活用されているかどうかは別として。 それでもある程度相手を自分の世界(と表現するべきか?)に引き込む事は容易に行う事が出来るようになっており、これは私の数少ない特技の一つとなっていると自負している。 まあ、人の話を聞かずに自分の話ばかりする人間、という見方も出来なくもないのだが。 しかし私が今までの人生において最も何度も読み返した本と言えば、ゲームの攻略本ではないかと思う。 一応漫画本ではないが、これを本としていいのか分かりかねるがまあ実際に本なのだから仕方ない。 私はゲームの攻略本を読む事で、そのゲームをプレイせずにしてゲームをクリアした感覚を味わっていた。 今になって思えばこれは想像力の訓練となっていたのではないかと思う。 子供が図鑑を読んで動物の動く姿を想像するかのような、そんな感覚。 この攻略本読書が私の妄想力をかなり高めている事は間違いないと思う。 今も攻略系サイトを覗くのが趣味の一つであったりするし。 実際のゲームをプレイするより遙かに楽しかったりする。 そんなわけで色んな妄想をしたりする上で本を読む事は非常に重要な事であるとは思うのだけれども。 実際手にとって読む本というのは漫画ばかりのこの現状。 不満がある訳じゃないけれど、健全ではないなとは思うわけで。 もう少し意識していくべきなのかしらん。 そう言えば。 妄想をするに当たって、非常に重要な事となる物として、何でもメモをする事が挙げられる。 これは妄想をするだけに止まらず、仕事をする上でも非常に重要なファクターである。 何でもかんでもメモを取っておけば、そのうち自分の為になる、などというのだけれど。 メモ取るのって私は苦手なんだよなあ。 その場その場で色々とメモを取っても、後で見返したとき何を書いているのかサッパリ分からない事が多いし。 それは実にメモの取り方が下手なだけなのかもしれないけれど。 それこそメモを上手に取る為の本を読むべきなのかとも思うけれど、ぶっちゃけ本当に本気で内容を記憶したり整理したりする場合、メモよりも自分の頭の中の処理の方が重要に感じるのだけれども。 まあ、そんな風に器用に頭を動かせないからこそメモを取るんだろうけれど。 メモを取るのが苦手だからこその言い訳にしか聞こえないけど。 で、何で本を読む話からメモの話に変わってるんだあ?
by unnyo8739
| 2009-02-26 15:10
| 日誌叙情駄文
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