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私は元々酷いドライアイを抱えた人間である。 そのせいか、眼、あるいはその周囲に対して非常に神経質である。 ちょっとした風が吹いても目を閉じてしまう。 目薬を射すのも得意ではない。 自分で射す分にはさほど問題があるわけではないのだが、 他人に目薬を射して貰う状況に陥った場合、私の身体は硬直し、 目薬後しばらく目を開けることもままならない。 これは目薬がしみるのではなく、過敏状態になった神経を落ち着かせるためである。 以前に最近オフィスでのエアコンがドライアイの眼に辛い、という話をした。 もうすぐ乾燥の季節も終わり、エアコンの風も和らいでくるのだろうが、 やはり私の目玉には辛い。あまりにも辛いので医師に相談をしてみることにした。 早速電話をしたのは、私が以前にレーシックを受けた病院である。 ちなみにレーシックというのは、タイガーウッズもやったとかいう視力矯正手術である。 以下wikiにて確認してくれた方が説明が省けるので私が楽。 レーシックはドライアイを引き起こす可能性があるという。 しかしそれ以前に私は極度のドライアイである。 過去にも受けたことがあるのだが、今回も涙を測定するとか言って、 下まぶたに紙をはさみ、5分ほど放置するという検査を受けた。 普通の眼を持っている人にとっては、さほどしんどい検査ではないのかもしれないが、 極度のドライアイを持っている私にとっては非常に辛い検査である。 僅かにまぶたを動かすだけでも、痛みではないにしても強い不快感を覚える。 何とか5分の検査が終わり、医師よりその結果について聞く。 「涙が、一滴も出ていませんね」 はい、前と同じ結果ですねー^^ 鼻血は出るけど涙のでない人間ですコンニチハ! 人間二度目ともなると、いかな内容であっても耐性が出来るようで、 全く涙のでなかった自分に対して、得に何の感情も抱くことはない。 むしろ「結局何の解決にもならないのかよ」という絶望感のみにうちひしがれる。 果たして私の目は、ドライアイはどうにもならないのだろうか。 半ば諦めた口調ではあったが、一応それに関して医師に問うてみた。 「涙点プラグって言うのを使った治療があります」 るい・・・てん?(^o^) とりあえず詳しく話を聞いてみる。 どうやら涙の排水溝に当たる部分をせき止めるという治療であるらしい。 まあ詳細はこれ。 所要時間もそれほどかからないという。 「とりあえず片目だけやって様子を見ますか?」 と医師は問われる。うーん。両目とも酷いドライアイだしなあ。 「全部やってください」 数秒考えた後そう答えた。 細い針のようなモノが目の前を行き来して大変私の肉体にも精神にもストレスを受けたが、 ともかく全ての涙点にプラグを差し込んだ。 これにより私のドライアイが改善されるだろうか。 期待に胸ふくらむ。 そしてその結果。 ドライアイが改善された。 素晴らしいほど潤う私の眼。 風が眼に当たってもそれほど悶絶することもない。 これが潤いある眼の姿なのか。 思わず感涙する。 いや。 感涙とか言ってみたけど、私それほど涙でないタイプじゃないですか。 なのに凄く眼が、何か涙目なんですけど。 っていうか、泣いてないのに涙ボロボロ出てくるんですけど。 目の前が曇って非常に視界が悪いんですけど。 何というか文字通り私涙目。 しかも常時涙目。 ぷぎゃー。 一週間後、また診察を受けることになってるけど、 装着2日目にしてもう取ってしまいたくなった私ガイル。 なんぞこれー。
by unnyo8739
| 2008-02-19 12:18
| 日誌叙情駄文
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