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だまされやすい日本人 疑似科学とは、その名のごとく「科学に似て非なるもの」のことである。身近な例では「マイナスイオンは身体に良い」とか「クラスターが小さい水はおいしい」といった類(たぐ)いの仮説で、科学的な根拠の薄いものを言う。 科学者のほとんどは、こういった仮説が実験的・理論的な根拠の薄いことを知っているけれども、「マイナスイオン」とか「クラスター」といった科学用語が使われているために、一般の人は気付かないことが多い。科学用語を使っているために、人々が根拠のない仮説を信用してしまうのが問題なのである。 (以下略) そんな私も恐らく欺されやすい系統の人間であるとは思う。 やはり健康をうたい文句にされると心がなびく。 普段の不摂生を自覚しているならば、自発的に健康的な生活をするべきなのだろうが、 生活習慣というのはそうそう改善できるモノではない。 人間の心は弱く、すぐにくじけて折れてしまうモノなのである。 実際日頃の不摂生から健康を損なう事があるのだから、 その反対に日頃の生活が健康を養う事もありえるのだろうとは思う。確かに思う。 でも今日日のテレビやら雑誌やら、とかくマスコミの提唱している健康法は、 はたして本当に効果があるのか、上記記事のように全くもって怪しいと思う。 サプリメントを取れば一日に必要な栄養を補う事が出来ると言う。 確かに一部の栄養が不足する事で病気になる事はあり得る話だ。 大航海時代のビタミンC不足から来る壊血病などがその代表か。 しかし、食生活やら何やらからの栄養関係から来る不健康というのは、 それほど重要な要因となっていないのではないかと思う。 人間わりと暴飲暴食を行っても、それなりに消化しきってしまうモノなのである。 栄養不足で病気になる事はあっても、 栄養過多により死んでしまうという話はそれほど聞いた事がない。 ならば不健康の問題は何処にあるのか。 私が思うそれは「運動不足」である。 私は健康に関して、一般の感覚に比べると、かなり無関心な人間であるらしい。 逆に弟や嫁などは、私に比べると遙かに健康への意識が高いようだ。 それ故か、彼らは積極的に健康食品だの健康商品だのを購入しようとする様がある。 だが。 大金を出してそれらに没頭する割には、ほぼ出費のかからぬであろう 「自発的な運動」には全く持って頓着しない。 先に述べたとおり、私が考えるもっとも手頃で確実な健康法とは、 「運動をして汗をかく事」である。 過剰な運動は身体を壊す要因となり得るだろうが、適切な運動、適度な発汗であれば、 それは間違いなく健康への第一歩であると私は思っている。 しかし、彼らは「運動」に関してまったく積極的ではない。 そこまで健康にこだわるのならば、率先してそれをこなせば良いのに。 自発行動を伴わない批判は、自らの首を絞める行為に他ならないと思うのだが。 先にも言った通り、私は健康に関してかなりの無関心である。 それ故に運動もほとんど行う事がない。結果として最近腹が出てきた。 これは自然な流れの一つであると思う。運動しない→太る。何も問題はない。あるけど。 しかし、自称「健康オタク」な人々が、それら健康に関わる行動を起こさずに、 私の腹を笑う事は出来ないと思う。むしろ指さして笑うのは私の立場だと思うが。 かの海軍大将山本五十六も言った。 「やってみせ、やらせてみせ、褒めてやらねば人は動かぬ」 まずは自分が動かねば人を動かす事など出来ないのだ。 人間である限り、常に楽な方へと身体や心は流れていく。 それを「怠惰」と大罪の一つに挙げている宗教もあったりするが、 私はこれを人間の本質であると考えている。 人間は基本的に怠惰な生き物なのだ。 私はそれを知っている。それがうわべだけであろうとも、私は確かにそれを知っている。 知っているからこそ彼らにその要因を用いて批判を行う事はない。 出来る人間は素晴らしいが、出来ない人間はごく当たり前の存在なのである。 まとめとして。私が何を言いたいかというと。 最近腹が出てきた。ショックだ。 年齢的なモノも要因の一つなのかもしれないが、これは酷く私の精神にのし掛る。 こんな腹じゃあ海に何て出られないよマイク。 っていうか人前で肌をさらすなんて出来ないよジョージ。 私という人間が、ここまで自分の腹にコンプレックスを抱いている事におもしろさを感じるが、 とりあえずコンプレックスである以上、私は他人前において、 身体の線が出る服を着たり、ましてや服を脱ぐ事などあり得ないだろう。 品のない話にしてしまえば、この腹がある限り絶対的に私は浮気をしないだろう。 腹の有無にかかわらず、そんな事などしないとは思うけど。 まあとにかくアレだなあ。 運動、するかなあ。だるいけど。
by unnyo8739
| 2008-01-28 17:20
| 日誌叙情駄文
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