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「お彼岸だからお墓参り行くよ」 等という電話を受けて、「分かった」と返事をしたモノの、 お彼岸って一体どういう会合だっけ、との疑問がわいたので調べてみた。 (1)春分の日・秋分の日を中日(ちゆうにち)とする各七日間。また、この時期に営む仏事。俳句では、彼岸といえば春彼岸のこと。[季]春。 →秋彼岸 →彼岸会 (2)〔梵 pramit(波羅蜜多)の訳語「到彼岸」から出た語〕迷いを脱し、生死を超越した理想の境地。悟りの境地。涅槃(ねはん)。 ⇔此岸(しがん) (3)目標に至った理想的状態。凡人を超えた、高度な境地。 ――太郎、八専(はつせん)次郎、土用(どよう)三郎、寒(かん)四郎 彼岸の一日目、八専の二日目、土用の三日目、寒の四日目のこと。この日が晴天だとその年は豊作といわれた。 彼岸の七日間に行われる春秋二度の仏事。平安初期に始まるという。現在も墓参などが広く行われている。日本独自の習俗が仏教と結びついたものと考えられる。[季]春。 なんだかよく分からないけど、恒例行事であることはよく分かった。 しかし恒例行事であることくらいは私も知っているわけで。 結局何も分かってないんじゃないか? 父親が先に車を使って実家に戻っていたので、私達は電車で移動することとなった。 実家まで約1時間半。ちなみに車で行ってもやはり1時間半。 流石愛媛県は格が違った。交通の便悪すぎ。 しかし電車での移動にもメリットはある。移動時間の間に本が読めると言うことだ。 ここ最近読書をちっともしていなかったので、これは一つのチャンスとしてみることが出来る。 今回私が手に取ったのは、今までその分厚さから敬遠していた京極夏彦の本であった。 京極夏彦の本は、やたら分厚い。 以下wikiより抜粋。 分厚いページ数 講談社シリーズは、極めてページ数が多いのも特徴で『鉄鼠の檻(てっそのおり)』で826ページ、『絡新婦の理(じょろうぐものことわり)』で829ページ、『塗仏の宴 宴の支度』『塗仏の宴 宴の始末』で上下巻に分けて1248ページという厚さに達している。そのため、講談社シリーズ作品は「レンガ本」「サイコロ本」とも呼ばれており、合作の経験がある漫画家とり・みきには、漫画中の登場人物が京極の本をアコーディオンのように持つと言うパロディをされている。 自分で言うのも何だが、私は本を読むのが早いほうであると思う。 といっても、どっかの速読術集団みたいに、 ばらばらと乱暴にページをめくるような読み方をするわけではない。 普通に読むタイプの中にあって、読むのが早いと言うだけである。 漫画ならば、(種類にもよるけど)だいたい一冊5~10分で読むことが出来る。 流し読みとか、そんな横着な読み方をしているわけではない。 ちゃんと読んでいるから、内容もきちんと把握している。 これは私の数少ない自慢出来る事柄かもしれない。 電車に揺られること約1時間半。読めたページ数、約300ページ。 残るページ数、450ページ。 何これ。 確かに面白い。すごく面白い本であるとは思う。 文章の流れも面白いし、惹きつけられるモノがあると思う。 けれども。 長すぎだろう、これ。 一冊で行きと帰りの電車の暇つぶしをカバーできるなんて、なんてお得な本なんだろう。 もっとも、帰りの電車の中では1時間半ほとんど寝ちまったわけだけれども。 そんなことより、このたまたま手に取った本。 前後編の後編部分の本だったわけだけれど、これってどうなの。
by unnyo8739
| 2007-09-26 14:04
| 日誌叙情駄文
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