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新年あけましておめでとうございます。 今年は戌年という事だそうで、きっとそこらじゅうの犬達が、愛多き飼い主達から 「あー、かわいいね、かわいいねー。今年はあなたの年でちゅよー」 などと、ネズミみたいな言葉で話しかけているに違いない。 犬もいい迷わk……じゃない、愛を受け幸せだろう。 というわけで、昨年そして新年は、八景島シーパラダイスに出かけてきた。 大晦日に彼女と友人がやってきて、どこかに行きたいと吠え立てるのだ。 私としては引き篭もりな締めと開けを過ごしたかったのだが、それはそれ、これはこれ。 折角だから行ってみる事にした。 大晦日の夜。紅白が始まった頃。 私達は友人の車に乗り家を出発した。友人の車にはなんとテレビがついている。 これで移動しながらでも紅白を楽しむ事ができる。素晴らしきかな文明。 友人の自慢の一品である。 しかし彼は、いざ出かけるとなると「紅白が見れない」と出かけるのを渋っていた。 自分が思い切り自慢げに紹介したテレビの存在を、完全に忘れていたのだ。 いくら年末だからといって、物事を忘れるにも程があると思った。 馬鹿のようにかっ飛ばす友人の車に揺られること三十分。 高速は冗談のように空いており、わずかその時間でシーパラダイスに到着した。 発渋谷でこの時間なら、かなり早い部類に入るそうだ。 普段の交通事情を思うと寒気が走る。 流石にシーパラダイスは混んでいた。駐車場も混み込みだ。 しかも変なところに止めると車載のテレビが映らない。 混みこみの駐車場の中からテレビの映る場所をチョイスして止める。 これでそんな場所などなかったら大爆笑だが、残念か幸運か。 ちゃんと映る場所を確保した。 そしてシーパラダイスの中に入ろうとしたら、内部の施設のフリーパスが販売されていた。 内部でやってるライブにも入れるらしく、お値段は高めの四千円。 三人揃ってスルー。しようとしたが、水族館が二千円だというので仕方なく購入した。 たけえよシーパラダイス。 水族館を見てまわる。本当は水族館なんて言い方をしないのだろうが、 水族館は水族館だ。他に言いようなんてないのだ。偉そうに横文字なんて使うんじゃない。 で、その水族館にペンギンがいたのだが。 ペンギン爆眠中。 微動だにしない。全く動かない。置物かと間違うくらい動かない。 挙句の果てには、壁に頭を突っ込んで動かないペンギンもいた。 まるで壁に刺さっているかのように。三人揃って爆笑する。 その姿たるや、ペンギン以上に異常な集団に見えたかもしれない。 しばらくして、友人が紅白を見に車へ戻る。紅白に興味がなかった私達は、 犬や猫と戯れられるというフロアで、犬は適当に、本命の猫と戯れる。 今回は噛まれる事も引っかかれる事もなく、ちゃんとなでる事ができた。 今年はいい年になるような予感がした。 その後、変な揺れる船のアトラクションに乗ったのだが、揺られていると 非常に気持ち悪くなり吐き気を覚えた。 今年はろくな年にならない予感がした。 他にも、一時間も並んで似顔絵を描いてもらったり、 新年のカウントダウン花火を見たりして遊ぶ。 色々と遊んでみたのだが、一つだけ言える確かな事がある。 寒い。死ぬかと思った。 来年はもっと防寒対策を行ったうえで出かけるべきだと学習した。 多分年末まで覚えていないだろうが。
by unnyo8739
| 2006-01-03 21:43
| 日誌叙情駄文
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