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深い深い眠りの底で、小さい小さい夢を見た。 本当にそれはちっぽけな夢で、人に話す程たいした話でもない。 だけどもそれは、とても印象的で、胸に刻まれて。 あれほど深い眠りの底にいたのに、ちっとも忘れてしまいそうにない。 それは楽しく。それは哀しく。 いつまでも僕を包んでいた。 でも、もう行かなくちゃ。 大きく窓を開けて、太陽を浴びよう。 落ちてきそうなほど青く澄みきった空が、窓の向こうで輝いている。 眩しくて目を閉じたとき。 眠りが僕を呼ぶ声が聞こえたけども、もう君には帰らない。 さあ、もう行かなくちゃ。 小説と詩のまとめ
by unnyo8739
| 2005-12-28 18:17
| 電波優毒詩
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