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先日絵描き友人のP…じゃなくてOと、Sちゃんとスカイプでダラダラ話をしていた。 このスカイプでの会話は、大抵Oからコールが入る。 そのタイミングは常に唐突。 いや、今回はTwitterにリプを送りつけた事の返信も兼ねていたのか知らん? まあどうでもいいんだけども。 会話の内容は大体クッソどうでも良い話題と、お互いがゲームをしていることが多く、そのながらプレイ時会話の垂れ流しという無駄時間の共有であることが多い。 通常の感覚なのかは分からないが、通話を繋いだら会話をしなければならない、という概念があるかも知れない。 が、こと親しい友人同士となると…多分男限定の感覚なのかも知れないが、会話をしなくても、空間、時間の共有というだけでも割と満足感を得ることが出来る。 花の慶次にて、慶次と助右衛門が二人、黙々と酒を飲むシーンがあるのだが、アレに近い感じ。と言うかアレ。 と、私が彼らに対し、それくらいの親しさを感じていると言うことはどうでも良いとする。 これで相手の方はそれほどでもない関係のつもりだったら大爆笑だが、まあそれも一興。 で、今回もダラダラ会話をしていたのだが。 この日の限ってはOが妙に自分語り的な事をする。 酒でも飲んできたのだろうかと思ったが、話が唐突気味なのはいつものことなので、とりあえず耳を傾けてみた。 それは「ある程度自分が横暴である事は自覚している」という件から始まった。 だが、その横暴さが無ければ事を成し得ぬし、人を動かすこともない、と彼は言う。 これは「なるほど」と思わざるをえない。 私のように常にして他人に遠慮をしてしまうような人間は、他人に動かされることがあっても、動かしていくようなことはないだろう。 私の場合他人に遠慮と言うよりは、他人にあまり関心を持たないと評される可能性もあるが、自分の中では遠慮のつもりなのだ。 だから私のことはどうでも良いとして。 改めて彼の話を聞くと、「自分自身はまずやるべき目標を定め、その目標を達成するためにすべからく力を尽くすのだ」という。 そしてその目標というのは、小さな事から大きな事まで具体的に定めているようだった。 あー、これって私聞いたことあるわ。 イチローさんとか、サッカーの誰々さんとかもそんな感じだった。 まず目標を具体的に決め、そして目標のために必要な努力を具体的に計画して実行する。 それは指針がはっきりしているため、「なりたいなあ」と言った漠然とした考えの人間よりも、相当に強い実現力を要している、と。 なるほどなるほど。 彼のアクティブさは知っていたけれど、そういったタイプの人間というのは、やはり皆同じように、成功するための具体的目標的・直進するエネルギーなモノを腹に持っているのか。 今度は自らして彼と自分を比べてみる。 私には目標らしい目標は無く、全てが漠然としている。 自ら進んで物事を成すことは少なく、確かに彼の言う通り、「待っているだけの人間」であろう事は間違いない。 何だこいつ、実は結構大した奴なんじゃないか。 いっつもペドペド言ってごめんね;; 改めて敬意を抱くに相応するなと思った。 で、実際感心したので、そういう系の言葉も発したわけだが。 これって私と彼との格付け的なモノがあるとすれば、私が脱帽し、勝ちを譲り、負けを認めたと言うことになるのではないか。 何か、そう考えると、そしてそう考えた瞬間自らの小物感に絶望した。 物事を勝敗で計るとか、何と浅ましや。 これでは他人をうらやみ、足を引っ張っていく人間の典型ではないか。 ううむ、輝く人間は光を見せてくれると同時に、自らに潜む陰の部分すらも色濃く起こしてくるのか。 なんともはや。 瞬間飲まれそうになったわ。 まあ。 実際大したものだと思うので、ここに駄文として書いてみたが。 あんまり色々書き過ぎてもアレなので、この辺にしておくことにしよう。 そう言えば。 よくよく考えたら、私、他人を褒めるというのが単純に好きであると言うことを思い出した。 肌色絵師のMちゃん然り、スト5友人然り。 ああ、そうやって他人を褒めることで改めて自分に大物感を出そうとしている小物なのだなあ、と改めて気がつく。 これが、私の、格なのか。
by unnyo8739
| 2017-04-28 15:00
| 日誌叙情駄文
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