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と言うことで、実写版「ジョジョの奇妙な冒険」を観に行ってきた。 嫁が長野にて「どうしても気になるから観てくる」と言う。 ならば私が観に行かない道理は無い、と言うことで、クッソ暑い中自転車を走らせて観てきた。 まあ、前評判とか諸々あって、そんなに人も入らないんじゃないかなあとか思っていたが、意外とそんなことも無く。 ぼちぼち客も入っており、「これ、初回はアレだけど、後半じわじわ持ち直すタイプなんじゃね?」とか思ってしまった。 では、感想を簡単にまとめると。 ・杜王町がヨーロッパ過ぎた。こんな感じかなあとも思えなくも無いが、やっぱりちょっとやり過ぎなんじゃあ。 ・それぞれの俳優が皆良い芝居をしていた。でも常時巻き舌チックにしゃべる仗助の芝居は個人的に微妙かな。もっと普通にしゃべってええんやで。 ・スタンドの描写について。これは後述する。 と、こんな感じ。 単純に点数をつけるとするならば、個人的評価としては70点位かしらん。 何だかんだうまいことやっているなあとは思った。 が、ジョジョを知らない人が観たら「何じゃこりゃ」と思ってしまうんじゃないかなあという危惧は払拭することが出来ない。 まあ、ジョジョを知らない人が観に行くとは、あまり思わないけど。 で。 先の感想にあったスタンドの描写について何だけども。 流石にスタンドはCGで描かれていた。そりゃそうだ。 でもいっそ着ぐるみ作って、合成という手段もあったんじゃね? と思ってしまったのは、きっと私が特撮ばかり観ているせいであると思う。 で、そのスタンドなんだけども。 形兆のスタンドであるバッド・カンパニーなのだが。 今回彼のこのスタンドの描写が一番頑張っているんじゃないかと思えた。 まあ、戦車とかヘリとか、そういうのはCGで描きやすいんだろうなあ。 だからこそすんごい思ってしまったことがあるんだけども。 仗助他、人型のスタンドは、何というか微妙に半透明感な感じで描かれているのに、形兆のスタンドだけものすっごいクッキリハッキリ描写されているというのが何とも。 バッド・カンパニーもスタンドなんだから、うっすら半透明にしても良かったんじゃないかなあ。 役者については、皆しっかりとした芝居をしてて良かったのは先述したが、ビジュアルについても。 髪型とかもかなり頑張っている感じがあって、再現率は高め。 特に虹村兄弟とコーイチ君のビジュアルは本当にそのまんまな感じ。 お話については、色々改変されてる部分は仕方ないとして。 しかし最後のシーン、ジョジョを知っている人からすると、「ああ、こうしたんだ」って感じなんだけども。 知らない人が観たら「何で形兆死んだの?」ってなるんじゃなかろうか。 すっごい唐突な感じだったし、あのシーン。 あそこで死ぬ理由って何か説明あったっけ? 漫画ではレッドホットチリペッパーが色々説明してくれてたけどね。 とまあ。 そんな感じで、何だかんだ楽しんできたわけだが。 改めて思ったのは、「この長い話をまとめるには時間が足りなさすぎるよなあ」ということだった。 色々無理があるんだよなあ。 いっそ第一部をやったほうがまとめやすかったんじゃなかろうか。 あ、キャスト全員イギリス人辺りに変更して。 何だかんだ解禁前から叩かれていた感じの本作であったが。 結構頑張っているので、観ることなく評価するのでは無く、きちんと一度観るべきであるとは思う。 何だかんだ楽しめるとは思う。 個人的な意見だけどね。
by unnyo8739
| 2017-08-17 13:00
| 日誌叙情駄文
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