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8月6日の土曜日公開の戦隊と仮面ライダーの映画を観てきた。 戦隊が30分、ライダーが残り時間という配分なんだけれども。 何で戦隊よりもライダーの方が時間を多く貰えているんだろう。 やっぱりライダーの方が玩具の売り上げ数字が良いんだろうか。 個人的には戦隊もライダーも同等の時間で制作して欲しいなあと思うのだが、そうすると両作品共に中途半端な内容になってしまいかねないため、仕方が無いのかも知れぬ。 最近は戦隊は戦隊で、ライダーはライダーできちんと独立した映画を作るようになっているし、その辺でバランスを取っているんだろうか。 本年の戦隊である、「動物戦隊ジュウオウジャー」は非常に質の良い番組になっているので、個人的にひいきしたい。 ということでジュウオウジャーだったのだけれども。 いやあ、30分しかないからすんごい勢いでお話が進んでいく。 そして多分この映画を撮っている頃には、まだ本編に操が出てくることはなかったと思われるので、彼の扱いと性格に微妙な誤差のようなモノが。 まあ、これは毎度のことであり、どの戦隊映画においても追加戦士の扱いは微妙なのだ。 本編で活躍し始めてから出てくる個性というのもあるから仕方ないのだろうけどね。 お話としては。 今回のあらすじをざざっと言うと、「宇宙サーカスの怪人がジューマンのサーカスを占拠し、子供達の鳴き声をエネルギーとした兵器を使って地球を破壊しようとするのを阻止する」、といった感じの話だったのだが。 やはり子供達がメインとなる話はやはり良いものだ。 子供達の応援がヒーローの力になる、というのは、プリキュア映画においても行われていることで、私はその江面が非常に好きである。 戦隊においてもライダーにおいても、当然プリキュアにおいても、主な視聴者は子供達であり、その目線に基づいて作品は作られるべきであると思う。 ライダーに関しては、「大人も楽しめる」って言うコンセプトが先の平成前期作品には強くあったけれど、最近は原点に立ち返ってというべきか。 きちんと子供の目線でも作品を作っているように思えるので素晴らしいと思う。 それじゃあどうしても物足りないと思うおっさん諸氏は、アマゾンズ辺りを楽しむと良いのではなかろうか。 私はまだアマゾンズを観ていないけれども、そこそこ評判が良いと聞くのでいつか観てみたい。 ゴーストの方はと言うと。 基本的に「映画は映画の話、本編は本編の話」といった感じで、パラレルワールドとして語られることが多かったそれが、仮面ライダーWの辺りから、本編と映画の話が同じ世界観で行われているように語られるようになり、映画放映後、本編中に映画とのリンクが観られるような演出があると「おおっ」と思ったりしたものだが。 今回はその辺ちょっと厳しいかなと言う感じだったように思う。 一応本編でも映画の伏線のような台詞があったりしたんだけれども、それならもっと本編のキャラクターも映画の方に出てきても良かったんじゃないかなと思う。 物語の整合性的に。 あらすじとしては、死んでしまったアランの兄、アデルの弟であろう輩が、全ての人間をゴーストにしてしまおうと企んでいるのでそれを阻止するという話だったのだが。 本編で謎になっている部位がちょこちょこっと出てきてたりするけれど、これ、本編との整合性大丈夫なんだろうか。 いっそパラレルでも良かったんじゃなかろうかと思うが、そこは本編が終わってから考えても良いところなので今は黙っておく。 しかし本作品、どんだけ天空寺タケルを災難に遭わせるつもりなのかと。 タケル殿、これで実に4回目ですぞ。 彼は本当にハッピーエンドを迎えることが出来るのか? このままやはり、仏様になってしまうのではなかろうか? っていうか、おっちゃんさん、話が進めば進むほど大体全ての元凶っぽくなっていくけどいいのかこれ。 「想定外だった」で済む話じゃなくなってきてるように思うのだが。 まあその辺も含めて、おそらく今月いっぱいかな? で終わるだろう、ゴーストの物語を注視していこうと思う。 で。 今回もお約束の「次作ライダー」のお披露目があったわけなんだけれども。 あれはどうなんだろう。 動けば動くほど宮川大輔だったんだが。 スーツの造形も、宮川大輔がジョグウェア着てる感じに見えてならなかった。 動いても宮川大輔だった。 微妙にマリオでもあったけど。 ともあれ。 楽しい映画だった。 娘もジュウオウジャーを応援したり、ゴーストのラストシーン辺りで泣いちゃったりと、感性豊かに観ているようで良かった。 でも、いつまで一緒にこの戦隊とかの映画を見に行くことが出来るだろうか。 そう考えると、物凄く貴重な時間を過ごしているように思えてくる。 出来れば来年もまた一緒に行きたいなと思うが、どうだろうなあ。
by unnyo8739
| 2016-08-08 11:00
| 日誌叙情駄文
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