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先日、M川と秋葉原に遊びに行った。 電車男他、最近有名なあの秋葉原である。 正直私はこの街に、あまり足を踏み入れた事はない。 学生の頃、友人に連れられて一度来たことはあるが、 正直私に必要なものがそこにはあまりないため、 以後数年、ほとんど足を運ぶことなく過ごしてきたのだ。 同じ宝庫に進むのならば、私は秋葉原よりも神保町の方が好きなのだ。。 で、二人して秋葉原に乗り込んだのはいいが、 私は正直この街をよくわかってない。 それは地理的なものに始まって、例えばその空気だとか何だとか。 M川に案内されなければ、何処に何があるのかわからずすぐに迷ってしまうだろう。 現実、M川の横について歩いて尚、道が分からなくなった。 何と言っても、この街は微妙に碁盤の目状になっているらしい。 本当になっているのかは知らないのだが。 ちょっと脇に入ると、既にカオスが広がっている街であるから、 表通りをある浮いて尚、分かりにくい事この上ない。 で、そんな一見さんにはきついこの街の隅、わき道の奥。 スクウェアエニックスのオンラインゲーム、ファイナルファンタジー11専門の……。 何だろう、なんて表現するんだろう。 専門店? まあ、専門店なのかなあ、まあ専門店でいいや。 ファイナルファンタジー11の専門店が存在するのである。 そういえばそんなのあったなという話をしていたのだが、 M川は、「じゃあそこでも行ってみるかー」と軽く言い放った。 ちょっと待て、私はこのゲーム確かに昔やってたけども、 今は解約してキャラクタなんて存在してないfんだjがおせgら。 ファイナルファンタジーといえば、それはもう、すごい有名なゲームなのである。 そんな有名なゲームであるのだから、その専門店となると、 もう物凄い設備であるのだろうと、無駄に期待をした。 いや、ある程度は先に聞いていたので、本当に豪華であるとか 色々なものがあるとか、まったく期待していなかったのだが、 もしかしたらあれから少しは変わっているかもしれない。 そんな淡い期待を抱いて、その店のある場所へ向かったのだが。 「こっちやで」 M川の指した方向は、何だかもう思いっきり路地裏という感じだった。 路地裏と言うか、なんていうか、民家の入り口? みたいな感じだ。 四畳半の、何かあまり綺麗じゃないアパートとかの入り口が、 丁度この指差しているその場所を表現するのに非常に妥当だろう。 ショッカーの秘密基地とかがありそうなそんな勢いなのである。 「何だかすごい所にあるなあ」 「まあそういうな」 等と会話をしながら中に入る。 中にはゼルダの伝説の主人公、リンクのコスプレをした人が受付に立っている。 違う。ゼルダではなく、ファイナルファンタジー11の中にある 服の一つだと気がついたのは、数十秒後でのことだった。 当初、中をちらっと覗いて帰るというつもりだったのだが、 折角だからと、二人してファイナルファンタジーをプレイして遊ぶ事にした。 会員登録が必要らしく、私達は店員の兄さんに絡みながらその手続きをする。 この店内の様子を表現するならば、オフィスをそのまま改造したネットカフェと言った所か。 当初の感想はまさにそれであり、そして最後までその感想を貫き通した。 何故か店内は土足厳禁であるらしく、靴を持って席に向かう。 中にはほんの数人がいるだけであり、あまり儲かってなさそうに見えた。 大丈夫なのか、この会社は。それはそれとして、用意されているパソコンの電源を入れる。 私はキャラクタをもう所有していないので、店の人に新規のキャラクタを用意してもらった。 久々にプレイすると結構面白い。 思わず熱中して、三時間ほどプレイしてしまった。 ふと気がついて、周りを見渡してみると、知らない間に沢山の人で席が埋まっていた。 満足して会計をしようとしたら、団体さんの会計で手間取っており無駄に時間をつぶす。 店員が女の子に変わっていた。例によってコスプレをしている。 「コスプレネットカフェだなあ」などと思いながら、ふと女の子の尻を見たら、 ぱんつがコスチュームからはみ出ていた。 いや、だから、どうってことはないんだけどね。
by unnyo8739
| 2005-10-04 18:56
| ゲヱムあのよろし
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Comments(2)
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