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自炊作業ももう何日目に突入しただろうか。 大晦日よりちょっと前だったから、ざっと10日間くらいかな? それで切って撮ってしたのが全体の約3分の1。 ということは後20日程あれば全ての作業が終了する計算になると考えていいのか知らん。 いや、実際はもっと手間がかかるだろうし、私の精神と肉体がもたなくなるからもっと微妙か。 正月も終わったしね。 で。 明日が紙ゴミの日で、今まで切った本をゴミとして出すわけなんだけれども。 今日になってもうちょっと小綺麗にスキャンする方法を見つけてしまったわけで。 いや、これまでの本も精魂かけてすごく綺麗にやったつもりだったけどさ。 こういう新しい方法を見つけてしまうと、今までの本をもう一度やり直したい衝動に駆られてならない。 今回はぐっとそれを飲み込むことにしたけどさ、キリがないから。 もう最初から小綺麗にして、しかも容量も絞ってある電子書籍をね、買うのが一番いいとは思うのよ。 でもあの電子書籍ビジネスって売買じゃなくてレンタル、貸本なのよね。 貸本とかもう大昔の商売かと思ったら、デジタルになってまた復活とかね。 世間はよくわからないね。 いや、まあ貸本貸本って言うけど、例えばKindleならAmazonが潰れない限りはずっと手元に…手元じゃないか、まあ残るシロモノであるんだろうけどさ。 でも何かの手違いでAmazonが消えてしまった、あるいはAmazonが残ってもKindle、電子書籍ビジネスが日本でやっていくことが出来ないとなったとき、このビジネスは一気に不良債権になるわけですよ。 やっていけなくてもやっていかないといけない自転車操業になるわけですよ。 そんな不安定なところに大切な財産を置いておくことは、私には出来ない。 財産って言ったけれど、実際本って財産になるのは「読んで知識になった分」だけなのよね。 二度三度読みなおすのは、まだその本を完全に理解していないか、例文を引っ張り出してくる時くらいでさ。 例えば週刊漫画雑誌なんかは読み終わったら捨てちゃう物件になるわけで。 時々捨てずにタワーを築いている人とかいるけれど、ぶっちゃけ邪魔でしかないと。 ただこれが単行本となるとまた話が変わってきて、やっぱりこれも財産とは言いがたいシロモノではあるけれど、コレクションとしてはきちんと価値がある。 ついでに好きな作家さんへの御布施としても機能しているわけで、一度読んでしまえばそのまま捨ててしまうという、軽いシロモノではなくなるのだ。 コレクションとして価値があるということは、すなわちその価値を見出すコレクターがいるわけで。 私なんかもその1人で、好きな作家さんであれば当然、また別の、何かよくわからんけど買ってしまった本なんかも無駄にコレクションしてしまう癖がある。 コレクターにとって、コレクションの価値とは、自分の手元に有るか無いかが全てなのだ。 それが例え他人から見てガラクタにしか見えなかったとしても、それが手元にあるということがコレクターにとっては至福なのである。 話がそれたので戻すけれど、何が言いたいかって言うと、所謂電子書籍ビジネスは自分の手元に有るという気がしないから、あまり価値を見いだせない。 雑誌とか買う分にはいいんだろうけどね。 なので私は今後も、本を買って来って電子化って言う手順を踏むんだろうなあとは思うけれど。 やっぱり本を切るのは辛い。 制限付けていいから貸本屋を通さない本の新しい売買始めてくれないかなあ。 ムリだろうなあ、ちょっと探せば無料で読める現実があるわけだし、それに慣れたら本当に金を出さなくなっちゃうだろうから。 金を出さないと産業が潰れちゃうのよ。 これは由々しき事態なのよ。 なので時々思うんだけれども、漫画家に直接寄付金を届けるサービスとかあってもいい気がする。 漫画家に限らず、何かそういう「作品を作ってアピールする」っていう人らに向けての。 詐欺が横行しそうだけど。 難しいなあ。
by unnyo8739
| 2015-01-09 10:00
| 日誌叙情駄文
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