|
世の中は、えてしてうまくいくことが少ない。 大抵は、うまくいったとしても、何処かしら欠けた形になる。 100%ということは、まずこの世の中にありえない。 夢や希望、そういったものが美しいのは、あくまで100%の形を 描き、妄想しているからに過ぎないのである。 しかし、人はその夢だとか言うものに向かって進む。 例え100%でなくとも、個人の力はたかが知れているから、 いろいろな人の手を借り、どんどん100%に近い形を目指していきながら。 人がその夢に向かって進む限り、それはいつか、美しい形を成していくだろう。 そう、大事なのは描くことではなく、動くことなのだ。 描くだけでは、絶対に形を成していくことはない。 行動を伴わない、夢や希望は、ただの妄想に過ぎないのだ。 しかし、口ではそんなことを簡単に言うことは出来るが、 実際行動するとなると、とてもそれは不安で、何をしたらいいかわからない時もあるし、 動きたくても動けない事だってある。 人の力を借りるってことは、言うほど簡単で単純なことでもないし もしかしたら、もっとも難しいことであるかもしれない。 じゃあどうすればいいのだろうか。 私にもよくわからない。私個人の手段も、たいしたアイデアはない。 胸を張って堂々と進むこと程度しか、私には思いつかない。 そんなことはどうでもいいのだとして、ここ数日の連休は、私にとって 特別な連休となってしまった。 物凄い偶然と、それに絡む思い。そして、まあいろいろ。 それは物凄く幸せなことでもあったし、つらいことでもあった。 連休が過ぎて、ひとまずその心も収まると思いきや、 違う形となって私にのしかかり、非常に面倒くさいことこの上ない。 このまま逃げてしまいたい衝動にも駆られるが、それは私のプライドにかかわるので 逃げ出すという選択肢は、絶対にチョイスされないだろう。 となると、その違う形になってのしかかってきた思いに真っ向勝負を挑まなければならない。 ああ、我ながらなんて面倒くさいことを選択してしまったんだろう。 非常に心が苦しいことこの上ない。激しい不安感が自分を支配しているのがわかる。 いまいち自分に自信がもてきれず、それを人にぶつけている姿すら確認した。 私はこんなに情けない人間だったのだろうか。 心ここにあらずの人を引き寄せるのは、非常に難しいこった。 私がいかに力を出しても、私は他人を動かすことが出来ない。 動かすきっかけを作ることは出来たとしても、はたして どう動いてくれるか、私には予測がつかない。 いっそ最初からなかったほうが楽なんじゃないかとも思う。 しかし、それは私が心底思うことではない。 苦しくてもどうしても手に入れたい。 しかし、しかしだ。 私はこんな性格ではなかったはずだ。こんな弱々しいことを だらだらと伸べ、同情でも誘うかのような言葉なんて、絶対に吐かなかったはず。 少なくとも、過去の私はそうであったと思っている。 強い人間であったわけではない。悟ったつもりになっていた 糞生意気なガキだっただけだ。 悩むようになった私は成長なんてしてない、むしろ衰えた。 私は私を取り戻さなければならない。 欲しいのは別なものだ、しかしまずは私を取り戻す。 やれやれ、糞面倒くさいことこの上ないこった。
by unnyo8739
| 2005-05-07 13:51
| 日誌叙情駄文
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||