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風評被害を払拭とか何とか言っているけれど、それは実害がないのに実害があるかのように言われることに対してやるべき事であって、実際に汚染が続いている事実を風評だと言い切ることの方がおかしい。 この理屈が通るならば、例え農薬でベッタベタの野菜であっても、あるいは遺伝子組換えされた野菜であっても「直ちに実害はない」と言い切ることが出来るレベルである。 実際に風評をどうにかしようというのならば、誰もが納得するようなしっかりとしたデータを公表するべきであろう。 しかし現在の政府東電トップは、責任をなすりつけ合うばかりであり、その間にも現場や被災地の被害汚染は拡大していると予想するに難しくない。 この時期に首相をとっかえるとか政局がどうこうとか言うマスコミもいるが、既知の通り菅は自ブログにて次のように記している。 天災 2004年10月23日 昨日今日と愛媛、高知の台風被災地の視察。高知では堤防が波で破壊され、20トンを超えるコンクリートの塊が住宅に飛び込み、3名が亡くなった現場を見る。9月にお遍路で歩いたところだ。波というより鉄砲水のような力で堤防や家を破壊。 それに加えて新潟で地震。あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。 流石ブーメラン政党の名は伊達じゃない。 それはまあいいとして。 毎年8月に嫁は娘を連れて1ヶ月の里帰りを行っている。 そして嫁の実家は長野県。 帰省ルートは東京経由の空路と陸路。 さて。 ここで思うことは、汚染の状況である。 「東京近郊や、被災地の人のことを考えれば、そのような不安を主張するべきではない」と考える人もいるかも知れない。 それは確かにそうかも知れない。 そうかも知れないが、それ以上に自分の嫁と娘の健康状態は気にかかるのだ。 私は聖人君子にはなれない。 自分の身内の事を優先してしまわざるをえない。 一人の人間として当然の心配であり、人間一人の持てる当たり前の許容であると考えている。 いや、これ以上言い訳しても仕方がない。 兎に角不安なのだ。 それは当然嫁自身も感じていることであり、今回の帰省に関しては二人で長く話し合った。 その結果として「やはり年に一度のことであるし」と実行の結論を出したわけであるが。 あー。 何でこんな天災起こっちゃったかなあ。 その後の事故やら何やらも、津波さえ何とかなってればここまで酷くはならなかったろうに。 地震だけなら耐えることが出来たようだし。 起こってしまった天災に何を言っても無駄なのは分かっているけれど、けれど声に出さずにはいられない。 それが何の意味を持たなくとも、吐き出さなければ自分がパンクしてしまいかねない。 エア被災って言われたら、まあその通りなんだけれど、あの災害があってからもう色々と精神的被害が。 これ天災による病気ですって言ったら通るんじゃないかってくらいの。 あれ以降、お絵描きも楽しめないわゲームも1日1時間くらいに収まっちゃったわでもう大変。 あー、もー。 エア被災なのにー。 まあ。 それは置いておくとして、年に一度の帰省であるし、義理父義理母からすれば本当に孫に会える僅かな機会である。 色々と不安はあるが、ここはやはり孝行してきて欲しい。 何で里帰り程度でこんなに不安を感じなきゃならないのかと本当にため息をつきたくなるが。 これも時代か。
by unnyo8739
| 2011-05-26 10:43
| 日誌叙情駄文
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