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何をどう思ったのかわからないが、友人Wが今年結婚することになり、私は式にてスピーチをしなければならなくなった。 別にスピーチをすることに抵抗はないが、自分を結構なあがり症だと知ったので、それを行うにはかなりの酒量が必要になるだろうと思うものの、しかし。 あまりに朦朧とした状態では全く何を言ったか覚えていないという可能性があるため、適度のそれにて行うのがベストであると言えるだろう。 そして前回の痛手を再び味わないためにも、今回はきちんと原稿を作って臨むことにする。 前回は、思いつきだけで喋るには酒量が足りなすぎた。 今回は色々と準備をしておかなければ。 ちなみに此処で言う前回というのは、友人のIの結婚式でスピーチをやったときの苦い経験のことである。 ああ、もう二度と語りたくない黒歴史だが、多分そのうち平然と語ると思うので放置。 まあそんな訳で。 スピーチをするにも、嫁さんとなる人がどのような人であるか知っておくことは大切であると思い、週末の連休を利用して友人W宅へと向かったのだが。 よりにもよってこの日はやたら寒かった。 日本海側では大雪が降ったとか降ってないとか。 足にはバスを利用したのだけれども、これも途中で止まってしまうのではないかと戦々恐々してしまった。 途中で引き返しますとか言われても、私にはどうすることも出来ないのだ。 などと。 激しく不安を感じたものの、万事問題なく到着。 Wに益まで迎えに来てもらい、そのまま彼の家にてその家族と適当に団欒。 18時に焼肉屋を予約したとのことだったので、その時間になるまで待つ。 焼肉屋までの足は、彼の嫁さんがやってくれるとのことだった。 しかし後に聞いたところでは、彼女もまたかなりの酒豪っぷりであったようだ。 気を使わせたかも知れない。 そして焼肉屋へと向かい、適当に話をしていたのだけれども。 何故か流れが日曜日の朝の特撮の話へと、僅かにシフトさせただけだと思ったにもかかわらず、その瞬間何かが弾けた。 彼女もまた、甥っ子姪っ子らの影響もあって、特撮を観ることが好きな人間だったのだ。 共通の話題となるそれが出た後の、私と彼女の会話の進むこと進むこと。 そして置いてけぼりを食らってしまった友人Wの何とも微妙なんテンション。 いやだって。 彼女の好きな、例えばテレビ番組とか映画のジャンルとかをWはあまり好まず、逆にWの好むジャンルを嫁さんは好まないとか、どういう話題でいつも盛り上がってるんだろうとかちょっと不思議に感じたもの。 従って、Wが自分の趣味を力強く語ったところで、嫁さんからすれば「興味ない」の一言で終わってしまうわけだし。 って言うか、実際終わってたし。 流石にこれはまずいと感じたのか、とりあえず特撮の話で盛り上がったこともあり、Wはそれに近づこうと、早速明日より特撮を観る、などと息巻いていたが、しかし。 断言して言うけれど、Wは全くそれを見てもあまり楽しめないと思うし、故に続かないと思う。 それくらい理解出来ない、全くのジャンルなんだと私は思うわけだが、まあ。 その辺は本人の感性と、ある種の努力により補うことが出来る点であるかも知れないので、とりあえず様子をみることにしようと思う。 しかし本当に所謂子供向けジャンルのドラマやアニメに免疫がないのになあ。 きついと思うけどなあ。 まあ確かにやってみなければわからない話だけどさ。 でも。 焼肉を食ったのが土曜日、そして翌日日曜日。 Wがスーパーヒーロータイムを録画していたものの、目覚めてこないので私が一人でそれを見ていたのだが。 オーズを半分程見たところでWが起きだしてくる。 そしてそのままオーズ、プリキュアと見て終わったのだが。 そこで録画してあった「ゴーカイジャー」を見ようとしなかったところでもう終わりが見えてると思った。 彼が録画一覧から選んだのは、イギリスの車番組。 確かに結構面白い番組ではあったけれど、それは別の話。 あれから一日経った今日、果たしてゴーカイジャーは見られているだろうか。 多分見てないだろうなあ。 8割くらいの確率で見ていないだろうなあ。
by unnyo8739
| 2011-02-14 10:52
| 日誌叙情駄文
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