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嫁は子育てサークルなるものに参加している。 それが一体どういう事をしている集団なのかは私はよく知らないけれど、まあ「入って良かった」と言っているくらいなので、きっと良いサークルなのだと思う。 週に一回と言うゆったりとしたペースなのも彼女の好みにあったのだろう。 が、先週は嫁が体調を崩してしまい、サークル活動に参加することは出来なかった。 その日はいつもの集合場所とは別の場所へ集まる予定だったらしい。 所謂遠足と言う奴に値するのだろう。 そこは私の家から車で約20分程の所にある公園だったと言う。 と言う事で。 先週行きそこねたその公園、折角だからと親子三人で行ってきた。 途中にあるスーパーでお弁当的な物を買い込み、本当に遠足気分。 たまにはこういう日もいいかも知れない。 まあ車を運転するのは私じゃなくて嫁だけど。 私が運転しようとすると嫁が嫌がるし。 死ぬかも知れないから。 と言う事で。 やってきた公園は、割と立派な駐車場が付いているにもかかわらず、こぢんまりとした、それでいて小奇麗な公園だった。 駐車場から中に入ると、目の前にあるのは小川。 まあ人口の小川なんだけれど、それが公園を囲むように流れている。 ちなみに堀じゃなくて川。 きちんと流れてるし。 後になって知ったのだけれども、この公園はきれいな水があるところで有名なところだったのだという。 おじさんとお姉さんが、水の湧き出しているところに空きペットボトルを持って行って、たらふく水を汲んでいるところに声をかけて教えてもらった。 私も一口飲んでみようかと思ったが、私の場合やたら腹が弱いためきっと飲んだら下痢を起こすだろうなと思い断念。 天気はそれ程良くなかったけれど、何とものんびりした時間を過ごすことが出来た。 で。 この小川なんだけれども。 結構澄んでて綺麗なわけで。 そりゃ水が綺麗って言う触れ込みだから、この小川も綺麗に管理されて然りといったところか。 鯉が泳いでいるのはよくある事だけれども、この小川にはカモとアヒルが放されていた。 「ガァガァ」と物凄くやかましい。 やかましいがなかなか和む光景だ。 娘も初めて見る種類の鳥に、軽く興奮を覚えていた様に思う。 いや、恐怖なのか? 管理をしていると思われる小屋で、鳥と鯉の餌が売られていたので買ってきて投げてみた。 一瞬で群がるアヒル共、いやメインはカモだからカモ共か。 このカモが! お前たちに出来ることはネギをしょって「みっくみっくにしってやんよー」とか歌うことだけだ、バカめ。 等と心のなかで思いつつ餌を放る。 娘にも少し持たせて放らせてみた。 寄ってくるカモにやはり興奮と恐怖を覚えているような顔を見せる娘。 可愛い。 さて。 子供の積極性は親によって決まるという。 親が他人と、あるいはまあ親族でも何でもいいんだろうけれど、他人と楽しそうに話す姿を見て「ああ、この人達は敵じゃないんだ」と思うようになるのだとかどうとか。 私は専門家じゃないから本当はどうだか知らないけれど。 でも親が積極的に色んな人に声をかけてる姿を見て育ったら、子供も知らないうちにそれを辿って行くように思える。 従って私はその辺の人にも挨拶をしてみたり、軽く話をしてみたりするのだけれども。 何か胡散臭がられてる気がしてならない。 やはり人間は見た目なのか。
by unnyo8739
| 2010-10-25 15:09
| 日誌叙情駄文
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