|
贔屓にしているラーメン屋がある。 そこのラーメンはそれ程好みではないのだけれど、つけ麺と油そばが非常に美味しいのだ。 いりこ出汁か鰹出汁か知らないが、兎に角魚介系のスープを使っており、初めて食べたときは「美味しいけど普通」と思っていたのだけれども、その辺のラーメン屋より若干安く、通っているうちに物凄く美味しいと思えるようになってきてしまったのだ。 所謂癖になる味と言う奴か。 まあそれはいいとして。 先に言ったとおり、ここのラーメン屋はその辺の店よりちょっと安い。 と言ってもつけ麺が720円と言うだけで、他の品物は普通といえば普通なのだが。 もしかしたらワンコインで食べられる店もあるかも知れないがしかし。 ここのつけ麺、物凄くボリュームがあるのだ。 特盛500グラムとか、半分罰ゲームみたいな量で720円。 ちなみに大盛りでも並盛りでも720円なので、量が多い方を頼んだほうが特なのだ。 何故金額が同じなのかは全くわからないが。 で。 普段私は余程腹が減っていても大盛り400グラムが限度いっぱいなのだけれども。 トチ狂って特盛500グラムを注文してみた。 隣のおっさんが「特盛」とか言うから影響されたわけではない。 私の決断はそんなに軽くないのだ。 私が私自身で行う決断はもっと理由がない。 食いたいなどという原初の感情で注文するような安い人間ではないのだ。 いや、それはいいとして。 500グラム完食してその夜。 激しい下痢に襲われる。 出して、一息ついたと思って流して部屋に戻ったら即差し込み。 何この罰ゲーム。 トイレと自室を軽く5往復して尚うずく腹。 後半に進むに従ってだんだん尻が痛くなってくるし。 トイレの中で何度となく悶絶する。 襲い来る腹痛に死を感じざるを得なかったくらいに。 いや、流石にそれはないわ。 そして翌日の、つまり今朝になっても続く下痢。 ラーメンか、ラーメンを500グラムも食った結果がこれか。 胃腸の許容範囲を一気にぶっちぎってしまったか。 出したら出したで軽く貧血気味になるし。 胃からも戻してしまいそうな感覚。 私の命もここまでか。 という訳で。 トチ狂って普段の自分のやっていること以上の事など、早々行うものではないと知る。 限界を見極めることこそ大切なのだ。 限界を伸ばすのはじっくりゆっくり、時間をかけて行うべきなのだ。 早急な行動は身を滅ぼす。 しかし。 本当にラーメンが原因かどうかは定かではないが。 嫁の買ってきたお弁当が原因かもしれないし。 でも嫁は大丈夫で私だけダウンという事実から考えたら、やはりラーメンだよなあ。 畜生。
by unnyo8739
| 2010-08-27 11:38
| 日誌叙情駄文
|
Comments(2)
|
ファン申請 |
||