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娘が熱を出した。 もともと体温の高い子供の熱は、大人のそれに比べて遥かに高めに設定されているのだろうか。 驚きの40度という数値が出た。 危険信号極まりない数値である。 仮に私が40度も出したとするならば、その日一日どころか三日くらい寝こむ自信がある。 いや、私のことはどうでもいいとして、問題は娘である。 熱のために気分が悪いのか、都度泣く。 そしてほぼ常時と言えるほど母親の乳に張り付いて離れない。 乳をやる体勢というのはなかなかリラックス出来ないようで、嫁はしきりに身体がしんどいと訴えているのだが、今回ばかりは流石に殆どその様な事を言うこともなく、率先して娘に乳を与えていた。 やるときはやるということなのだろうか。 ちなみに。 これをして当然だと言うことは実に簡単であるし、実際そのように考える人のほうが多いのではないか。 しかしそれを言われた方というのは大抵にして大幅にモチベーションが下がる。 仮に「当然・当たり前」だと思う事があっても、それをそのように思うのは愚かである。 「当然」の事を「当然のように行う」事の偉大さを称えるべきなのだ。 そしてそれを「当然」の様に行える人間になるべきなのである。 「当然」に溺れた人間ほど醜いものはない。 まあそんなこんなで必死で乳を与えつつ様子を見て、翌日早速病院へと赴いたわけだが。 結果は「手足口病」とか言う、子供がよく掛かる病気の一つであると診断された。 どんな病気かというと、手のひら、足の裏に水泡ができ、熱が持続して続くというものだそうだ。 特に特別な治療法もないようで、出来る事といえばひたすら 熱冷ましなどの処置をしつつ見守るだけ。 逆に言えばそれくらい軽い症状の、ごくありふれた病気であるらしい。 でも40度の熱とかびっくりしちゃうよね。 そう。 娘は40度という高熱を出し、激しくうなされていたりしたのだが。 どういうわけかあまり汗をかかなかった。 熱が出ればそれだけ汗をかいて熱を下げたりするんじゃないかなとも思ったのだが。 むしろ汗をかかなかったからこそ40度も熱がこもってしまったのかもしれない。 これはエアコン病か何かの弊害なのだろうか。 幸いにして今朝には熱も下がったようだ。 テレビを見て元気に踊っていた。 まるで寝込んでいた間のうっぷんを晴らすかのようにハードに踊り狂う娘を見て、とりあえず安心を覚える。 逆に嫁がへたってしまったが。 まあともあれ。 今回の病気があったことにより、おそらく8月3日の嫁の帰郷に際し、娘が体調崩して予定が狂う、という可能性は減ったように思う。 そんなに連続して病気になるわけ無いだろーという希望的観測からの可能性だが。 まあ実際そんなにぽんぽん病気になられても困るわけだし。 ともあれ、避暑地でのんびり出来れば良いなと思うばかりである。
by unnyo8739
| 2010-07-26 11:47
| 娘観察日記。
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